あの仕方でうまくいった!という経験をもつと、その仕方を繰り返しするようになります。
そして徐々に自分のなかで決まりごとをつくっていき、生き方の型が固まってきます。
これはこうするとか、こういうことはしないとか、こんな時にはこの方法をとるとか、そういうふうになります。
たいていの場合はそれでうまくいくのですが、それらの決まりごとから外れる出来事が起こった場合や、新しいことを始めなければならない場合には、どうしたらよいかわからないといった事態になります。
その際に、適応力(柔軟性)がある人は臨機応変に生きられますが、普段通りの生き方をこだわり好む人は、決まりごとから外れる行動をすることを嫌います。
何か起こった時に対処できないとまずい状況に陥るからです。
それゆえ決まった生き方をとるので融通が利かなく、他者と言い争うことが増えます。