日本人の多くは市販薬の使いすぎです。
ちょっとでも心身の具合が悪かったり、痛みが生じたりすると、すぐ市販薬を飲んだりして症状を抑えようとします。
あるいは、たくさん飲めば早く治るんじゃないかと考えて、規定以上の量の薬を飲む人もいます。
初めは症状を治すつもりで使うのですが、そのうち、症状を抑え込むために使うことが日常化し、それに伴って症状も常態化(慢性化)するために、薬依存になっていきます。
症状は抑え込まれればより強くなって出てきたり、別の症状で出てきたりしますし、薬の副作用や薬によって弱った身体は別の症状を引き起こしたりします。