私たち人間は、人を求めるという根源的な欲望を強烈にもっています。
親、友人、恋人など誰かと一緒にいたいという衝動が強くある。
それがうまく満たされないときは、自身の身体を相手(人)とみなして、それを求めようとします。
どういうふうに求めるかというと、自身の口に自身の身体の一部を入れるのが一般的です。
たとえば幼い頃は自身の指を口にくわえます。
いわゆる指しゃぶりです。
もう少し年齢が上がると、爪を口の中に入れて噛むようになります。
いわゆる爪噛みをするようになる。
さらに年齢が上がると、今度は自身の身体をやめてタバコに替わり、それを口にくわえるようになります。