ヴェール心理カウンセリング【話して精神神経安定】

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治すことばかりに意気込んで患者の話を聞けていない

心理カウンセラーが自身の力を過信すると、「世の中の患者をみんな治してみせる」と意気込んだり、「このテクニックを用いれば必ず患者を変えられるのだ」と自惚(うぬぼ)れてしまいます。

そうすると心理カウンセラーの意気込みは、口に出して言わなくても患者に伝わりますから、「治してみせる!変えてみせる!」という気迫によって、患者が「私が治らなければ(変わらなければ)先生に申し訳ない」といった圧迫や責任を感じてきます。

それで患者のなかには、こう言われる人も出てきます。

「先生、先生は私の話を聞いてくれるだけでいいんです。私はとてもつらいですが、気持ちをわかってくれればいいんです」と。

患者がこういうことを言われるということは、心理カウンセラーが患者の心に、あるいは患者の人生に踏み込みすぎているということです。

治してあげようと意気込みすぎて、患者という人間を尊重していなかった、ということです。

嫌な言い方をすれば、「患者は病人であり、病人という低い位置にいる人間を、健康な一般人と同じ位置に引き上げてあげるのだ」という偉そうな考えに支配されています。

もちろん、治さなければいけない時は、心理カウンセラーとしてきちんと治さなければいけませんが、患者の主体性を制して、ただ治すこと(変えること)に傲慢に突き進めばいいのではありません。