自分にどのような職業が合っているかを見つけ出す職業適性検査といった類のものが存在しますが、ああしたものはあまり役に立ちません。
たとえば、自動車を運転するのにも適性というものがあります。
性質として短気な人や怒りっぽい人、感情をすぐに行動に移してしまう人、せかせかしている人、全体をまんべんなく見れずにどこかに注視してしまう人、注意散漫な人、また判断能力や運動反射能力、動体視力が低い人などは、自動車の運転に向いていません。
本来なら、そういう人たちは運転をしないほうがいい。
しかしながら、そういう人たちも運伝免許を保持していて運転をしています。
職業も同じで、ある職に向いていない人もその職に就いて仕事をしています。
合わないからといって仕事ができないことはないからです。
それに何十年も仕事をしてみることによって、やっと自分のとってその仕事がどうなのかがわかってくるものです。