ヴェール心理カウンセリング【話して精神安定】

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自己像の「枠」の内側で自分を変えているにすぎない

多くの人が自分を変えようと色々試みて、「こうやって変えて、ああやって変えて・・・」とやっていますが、なかなか変わりません。

というのも、これが自分であるという自己像の「枠」の内側で、自身の考えを変えたり行動を変えたりしているだけなので、自己像の「枠」自体は変わっていないからです。

外側から自己像の「枠」を変えているじゃなくて、その「枠」の中で少し自分を変えているにすぎないのです。

だから自分を変えるといっても、自ら作り上げてきた「枠」は何も変わらず元のままの状態であります。

そうするとたいてい、「自分の殻を破ろう」とか、「心のブロックを外そう」といった話になりがちですが、そういう自己啓発的な次元の話ではありません。

どういうことかというと、自己像とは「理想の自分」であり、それは今の自分の価値意識によって形成されています。

こんな自分になりたいという欲求(自分の理想像)は、今の自分の価値意識が生み出した欲求でして、その欲求を生み出している価値意識が変わらない限り、言い換えれば、こんな自分になりたいという目標(とらわれ)が見直されない限り、また同じような自分をつくることになります。

つまり、自身が保持している価値体系の「枠」が見直されていないので、自分を変えられないことになります。

だからといって、安易に価値体系をつくり変えようとすると精神を病むことになります。