虐待などをうけて壮絶な幼少期を送ってきた人は、他人に対してものすごく警戒をします。
他人をなかなか信用せず、つねにキョロキョロ、ビクビクしていて、相手との受け答えも慎重です。
一方で、人との関係に恵まれた幼少期を送ってきた人は、他人に対してほとんど警戒をしません。
見知らぬ他人を信用してしまいがちで、危険な状況を事前に察知するのが難しいです。
また、寂しさが高まっている状態のときや、愛情に飢えている状態のときには、見知らぬ他人を信用してはいけないという警戒心よりも、愛情渇望のほうが勝ってしまい、危うさを見抜くことが難しくなります。