人は自分の悪の面を見たくないですから、見ないようにしています。
というのもそれに真剣に向き合おうとするとつらいですから。
それで、自分と同じような悪をもった人を見ると、その人のことはよーく見えますから、その人にその悪の面を指摘したくなります。
でも、よくよく考えてみると、その悪は実は自分の悪なのです。
自分が自身に指摘し、自身を非難し、反省するのはつらく、相手を非難したり説教するほうが楽なので、どうしてもそっちにいってしまいがちです。
「あの人はどうしようもない」とか言っていれば、自分の悪さを見なくて済みます。