症状は何らかの目的があって出ていることが多いものです。ほとんどの場合は本人に自分の現状を知らせるために出ています。
どのような現状を知らせるかといったら、「何かに対して無理をしすぎている」ということです。そして「自分自身を守りなさい」ということです。
今、自分は大変な状態にあるから休養や睡眠をとって養生して保護しなさいということです。
症状が本人を守るために出ているとわかれば、症状への見方が変わり、症状は嫌なもの排除すべきものではないということもわかってきます。
そうやって症状が出ている目的をきちんと知ること、そして自分自身の考えと行動が変わっていくこと、これらが治る基礎となります。
そういうことを身体は本人に望んでいます。