納得できる話をしましょう

知能と行動。感受性と知覚。

心の中の“頼れる人”が助けてくれる

心の中に“頼れる人”をもっていますと、「こんなとき、あの人ならどう考えるだろうか?」と考えることができます。

そうすると、“あの人”がもっている観点から見ることができますから、「いま私はどうすればいいんだろう?」と考えを深めることができます。

それになんといっても「私にはあの人がいる!」というふうに、礎(いしずえ)があることによって精神が安定します。

そしてまた頼れる人が心の中にいると生きやすくもなります。

ところが、「私には頼れる人も、尊敬できる人もいない」ということになると、自分だけが頼りになるのでしんどくなりますし、思考が一本調子になって行き詰まったり精神が不安定になりがちです。

だからといって、頼れる人が今いない人はそれに価する人を焦ってみつける必要はありません。