仕事をしすぎている時は、仕事の中毒になっているとはなかなか気づけません。
「好きで仕事をしているだけで、なぜそれが中毒なのか」と思う人も多いでしょう。
しかし仕事のしすぎで体調を崩すと、やっと「中毒になっていることに気づいた」と言われたりします。
ワーカホリックの問題の一つは、仕事をする量や時間を上手に調節できなくなっていることです。
だからこそ、朝から晩までスケジュールを組んで、「忙しい」と言ってはその充実感と達成感に満足しています。
また別の問題として、時間をもてあますことは無駄で損であるという認識をもっていることです。
仕事以外の時間は価値のないことであり、意味のないくだらないことと考えていることが多くみられます。
仕事が何よりも優先で、仕事以外の人間関係、たとえば友人や恋人をないがしろにしていたり、あるいは夫婦の関係をほったらかしていたりします。
そんなことに使う時間があれば、もっともっと仕事をしたいという気持ちがあります。