家庭は、たとえてみれば卵の殻みたいなものでして、内側ではいろいろなことが起こっていますが、外側から見ても何も起こっていないように見えます。
だから外側から他人が何かを言ってもダメで、第三者が内側に入らないと変わらないところがあります。
第三者が内側に入ってくると内部の力関係に変化が生じて、家族の成員が今までとは違った動きをするようになります。
それで、家庭が変わり始めます。
その形態を大きくしていったものが学校のクラスや会社の部署ですから、その集団がおかしな方向に行かないようにするためにも、その集団とは関係をもっていない人(第三者)を外から入れることが重要です。
ただ、その際に必ずといっていいほど、第三者を集団の中に入れることに反対する人や、好ましく思わない人がでてきます。
家庭の中に入れる場合も同じです。