ほとんどの人は、誰かと一緒にいないと孤独感におそわれるので、誰かと一緒に居たくなります。
人と一緒にいたいけれども、一緒にいると相手にとても気をつかってしまうとか、相手の機嫌をうかがってしまう人は、過剰に緊張した状態になりがちです。
神経が張ったまま緊張が解けない状態になりがちです。
この緊張状態こそ身体の具合を悪くする大きな要因でして、身体にいろいろと症状があらわれてくることになります。
具体的な症状としては、頭痛や足腰の痛みであったり、お腹にガスがたまる、肩がこる、情緒不安定、蕁麻疹やアレルギー、あるいは喘息や吃音も生じたりします。
心理的な状態としては「自分がなくなる」ことが生じます。
相手の意見や行動に自分を合せてしまうので、自分は居るんだけれども、自分がなくなってしまうのです。
人によっては、劣等意識や自信のなさなど自身の引け目や、道徳に反する行為や失敗を人に知られたくない、自身を普通に見せたいなどの気持ちが非常に強くなっていて、それが緊張を過剰にさせます。