納得できる話をしましょう/ヴェール心理

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「男(女)らしい人がいない」という不満

「男らしい人がいない」とか「女らしい人がいない」と不満が漏れる場合、それは現実に存在する人に向けられたものではないことがほとんどです。

男が同性に向って「男らしい人がいない」、あるいは女が同性に向って「女らしい人がいない」と言う場合には、自身が男らしくない、あるいは女らしくなくて受け入れられない思いが心の奥にあって、それが相手に投影されて、同性である相手に対して「男(女)らしい人がいない」という不満になっています。

つまり、自分の理想像へ到達できない悔しさが、相手に対する不満となって出てきています。

一方、男が異性に向って「女らしい人がいない」、あるいは女が異性に向って「男らしい人がいない」と言う場合には、自身の心の中にある異性の理想像、いわゆる心像と現実にいる異性とを比べてしまうことによって生じる物足りなさが、「女(男)らしい人がいない」という不満になっています。

ユングの言葉を借りれば、アニマ(男性の中にある女性像)、アニムス(女性の中にある男性像)が動きだした状態といえます。