納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

自立

つらくても人の助けをもらわない

つらくても、人に迷惑をかけたくないので人に助けを求めない、人の助けをもらわない。 そう考えている人もいます。 人の手を煩(わずら)わせるくらいなら、つらさに耐えるほうを選ぶと考えているのです。

曖昧なままにしておく日本民族

日本は調和を重んじる国ですから、「まあ、まあ、みんな共同で仲良く…」という感じで、誰かが突出することもなければ、誰かが責任をとることもなく、みんなでどうにかします。 そんな曖昧なままにしておく民族です。 一方で欧米は自立を重んじる国ですから、…

実家から独立できない悩み

実家から出て独立したいのに、なぜだからわからないけれども独立することができないことがあります。 これには親との関係で片付いていない問題があるために、そうなっている場合があります。 そういうときは無理にことを動かさずに、仕方ないなとか、そんな…

自立をさせることで問題をこじらせている

日本人は自立をすることや自立をさせることに非常に囚(とら)われています。 自立をすることを素晴らしいこととみなしていたり、子どもを自立させることが大事であると考えています。 たとえば、家にひきこもっている息子や娘を、「もう大人なんだから自立…

個性的に生きることはしんどい

だんだんと個性が重んじられるような世の中になってきていますが、個性が認められれば認められるほど、生きる道を自分自身で切り拓いていかねばならなくなりますから、とてもしんどくなります。 個性が認められていなかった昔の日本のような社会であれば、決…

人と群れない行動と自我の強さ

人と群(む)れるのが好きな人もいれば、人と群れるのが嫌いな人もいます。 人と群れるのが嫌いな人は、一人で行動することが多くなりますから、ある意味で「自立している」と言えます。 ところが日本では一人で行動をしていると、一人ぼっちという寂しい見…

子どもは自分の速度で自立していく

親が子どもを自立させようと無理強いしなくても、子どもは自分の速度で自立していきます。

自分を頼ってばかりいる人に陰で支えられている

相手のことを「自分を頼ってばかりいて自立できていない」と言いたくなる時もあるかもしれません。 しかしながら人間関係というのは複雑なもので、自分がそういう人に陰で支えてもらっていたりします。自分が気づかないだけで。

依存しないことは孤立である

自立と依存は反対のものではないです。 自立とは成熟した依存であり、誰にも依存しないことは自立ではなくて、孤立です。

自立していない人は世の中にたくさんいる

社会人になる前は、自立した人間になりなさい、なんて言われて育ってくる。 ところが社会に出てざまざまな人に出会っていると、男に頼って生きている女もいれば、女に頼って生きている男もいるし、自立せずに暮らしている人はたくさんいるんだということが見…

自立することを頑張りすぎて気を病む

「自立、自立」と頑張りすぎて、それで気を病んでしまう人もおられます。 「親から離れて自力で稼げるようになる!」って意気込んで、何から何まで自分一人でこなすことが自立だと考えて、立派な人間になろうとする。 そうしているうちに気だけが焦っていっ…

自分をしっかりさせようとしすぎる行為

自分をしっかりさせようとか、自分をぶれさせないようにしようと考えることがあるかもしれません。 ただ、それがあまりにも極端すぎると思考が固定され、柔軟性が失われて頑固になりがちです。 そしてその傾向が健康を損なわせる場合もあります。

17や18歳くらいからの「お金を稼ぎたい気持ち」

17や18歳くらいになりますと、「自分でお金を稼ぎたい」と強く考えるようになります。 お金を稼げば自分の好きなものも買えるし、旅行にも行けるようになるからですが、本音の部分では親から独立したいからです。 親から独立するためにお金を稼ぎたい。 そう…

自分の能力では解決できない問題も出てくる

生きていれば自分の能力では解決できない問題も出てきます。 その時に「乗り越えられない壁はない」とか、「神は、できない試練は与えない」とか、あるいは「この困難には意味がある」とか考えて自分の力だけでやろうとすれば、うまくいくはずもありません。…

実家から独立するのが早すぎる

親を嫌っていたり憎んでいたりしますと、「ここから早く出てやる」とつねに考えていて、家を離れて独立するのが非常に早くなりがちです。 そして特に女性の場合は、だいたいちょうどその頃に出会った男性と一緒になって、大変な目に遭ったりすることが多くみ…

自立をするということ -内面の作業-

自立というのは、実家から出て親から離れることでもないし、親からお金をもらわなくなることでもありません。 自立はそういう外面的なことじゃなくて、もっと内面的なことであって、それは今の生活の中でもできることです。

自立といっても神社やお寺に頼っている

「自立、自立」なんて言っても、多くの人は神社やお寺なんかに行って頼っているのですから、自分一人で立っているっていうことはないんです。

自立をもっと深く学ぶ

「自立」は考えているよりも難しいことです。 それゆえ「自立」の意味を取り違えて、相手に押しつけて圧力をかけたり、あるいは自分自身が「自立できていないこと」に焦りを感じていたりすることがよく見られます。

自立しているから恋人ができない、のではない

「私は自立しすぎているから何でも自分一人でこなせる。だからパートナーの必要性がないのだろうか、恋人が見つからない」と発言する人もおられます。 しかし、それは自立しているから恋人ができないのではなくて、自分の好き勝手しているから、人よりも上の…

親と一緒の家に住んでいることの事情

大人になったとしても親と一緒の家に住んでいる人もおられます。 昔は親と一つの家に一緒に住み、家(家系)を守るのが当たり前でしたから、その延長を考えれば当然のことです。 ところが現代では親から離れて、一人暮らし、あるいは自身の家族のみで住んで…