罪悪感
夫が優しいから幸せかといったら、そうとも言えなかったりします。 夫がとてもやさしい分、「私(妻)はその優しさに応えられていない」と罪悪感や劣等感を抱いていて、悩み苦しんでいる場合もあります。
リストカットという自傷行為には様々な意味があります。その意味の一つに「切り離し」があります。 悪の人格部分や罪悪感が過剰に生じる場合には、それらを自身のなかから消そうとすることがよくみられます。 ただ、実際に消すことはできないので、通常は何…
人に対して悪いことをしてしまった、と罪の意識にさいなまれていましたら、語りにいらしてください。 責めることなく真剣にお聴きします。
「自分は悪い人間だから罰せられるべきなんだ」と考えてしまう状態があります。 こういう状態を“自己処罰願望”とか“自罰パラノイア”という言い方をする人もいます。
自分のことを反省できない人が増えれば、それに伴って自分のことを過剰に反省してしまう人が増えます。
相手から否定的なことを言われ続ければ、自分が自分に対しても否定的になってきます。「そんなことを言われるほどの価値のない存在なのだ」という思いを自分自身のなかに深く刻み込んでしまいます。 そうなってしまうと、お酒を大量に飲むという行為によって…
責任感を過剰に感じていて辛くなっていたらご相談ください。 何もかもをご自身で背負う必要はないのですから、その背負っているものを話してください。
友達相手と言い合いなどをして仲が悪くなった場合、自分のほうに落ち度があったと思えば、きちんと謝って仲を戻そうとします。 そうしても相手に仲を戻す気がない場合には相手から返事が来なかったりします。 そうした場合は仕方がないので、こちらは諦める…
ひきこもりになっているのには様々な目的がありますが、その一つに「危害不安」があります。 「誰かに嫌な思いを与えてしまうのではないか」という不安です。 その不安が生じるために自分を引きこもらせていたりします。 自分をひきこもらせれば周りの人に不…
思春期には特異な意識や感覚が生じたりします。 たとえば、自分の体が臭っているんじゃないかという自己臭恐怖や、自分の視線が相手に嫌な感じを与えているじゃないかという自己視線恐怖や、自分の不細工な顔が相手を不快にしているじゃないかという醜形恐怖…
罪悪感や罪業感がとても強く生じる場合は、自分が悪いこともしていないにもかかわらず、自分が何かまずいことをしたのではないかと不安になってしまいますから、とりこし苦労や緊張が多くなり、疲れもたまりがちになります。
何か問題が起こったときに、「私に問題があります」と責任をとる姿は人格的に素晴らしい。 ほとんどの人が大人だなあと感じるはずです。 男女関係においても揉め事が起こったときに、「私の方が悪かった」と責任をとれば、とった方が大人でいられます。 しか…
DV(暴力)を受けている人たちのなかには、暴力をふるう相手から逃れる人もいますが、暴力に対抗し、耐え忍ぶ人もいます。 (恐怖で逃げられない人や、服従(従順に)させられている人のことではありません) 周りの人たちから「そんな相手なら別れればいい…
「私は世の中の役に立っていない」。 こういう自責的な悩みで苦しんでいる人もおられます。 「世の中の役に立たなければいけないのに、それができていない私は生きている価値がない」と強迫的に考えてしまいます。 これは自身に対する厳しさが強化されたせい…