納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

精神的成長

遅れが顕著なのが発達障害

同じ年齢、たとえば10歳同士であれば男の子よりも女の子のほうが、肉体的にも精神的に成熟度が高い。 女の子のほうが早く成熟し、男の子のほうが遅れます。 これはほとんどの人が知っていると思います。 理由は生殖に関わることだろうと思われますが、確かな…

向上心を操られている

若い時期は、向上意欲にあふれていますから、その向上心を、野心をもった大人に操られてしまうことがあります。 以前流行した“やりがい搾取”など仕事の面において多く見られますが、それ以外にも、“自分を変える”とか“内面を成長させる”といった精神の面を操…

若くいたい気持ちで大人になることが難しい

自分の年齢にふさわしい生き方をすることが難しくなっています。 多くの人は若くいよう若くいたいと願いますし、世間もそれをあおったりしますから。 だから大人になるのが難しいのです。

上司は部下によって有難い経験を積ませてもらっている

親が子どもによって学ばされ成長していくように、会社の上司も部下によって学ばされ成長していくのです。 「部下の甘えた根性を変えてやる」などと意気込んでいるような上司もおられますが、そういう上司は部下によって有難い経験を積ませてもらっていること…

色々な人の手助けがあって悩みを一人で解決していく

悩みを解決していくのは最終的には一人でやることですが、その過程では色々な人が絡(から)んでくるものです。直接的に助けてくれる人も出てくるでしょうし、間接的に気持ちを支えてくれる人もいるでしょう。 「いや、私には助けてくれる人も理解してくれる…

厄年と呼んでいる時期

人生の節目(ふしめ)節目でたいてい大きな悩みや困難が生じます。これを世の中の人は厄年と呼んでおります。 そして、「厄年なので」不幸なことが起こったとか、「厄年だから」嫌な目に遭ったという言い方をします。 人生の節目には、自分が生きる世界(範…

好きな人にはケチをつけて、好きでもない人には優しい言葉をかけられる

人生でつらい目に遭ってきますと抱えている気持も複雑になっていますから、気持ちと行動がちぐはぐになってしまうことがあります。 たとえば、好きな人には全然甘えられなくて、すぐにケチをつけたり反抗したりしてしまうのに、好きでもない人には優しい言葉…

症状が自分にとって何を意味するのか

身体は自分自身を治すような仕組みになっていますから、症状が出ている場合には、何ゆえに症状が出ているのかを知ることが大切になってきます。 早く治してほしい、早く症状を取り除いてほしいという気持ちになるのはわかるのですが、自分にとってその症状が…

自分の精神的な成長が進んで相手の対応も変わってくる

「あの人はこういう性格だから、こういうふうに接しよう」と決めてしまいますと、それ以上、相手のことを深く知ることをやめることになり、相手との関係状態も固定されたものになります。 そうすると当然、自分も固定されてしまって精神的な成長は進みません…

便利な世の中になるほど人格的成長が大変

世の中が便利になればなるほど、人格的な成長をしていくことが大変になります。

人としての成熟とは

人として「成熟している」と言えるには、いろいろな面がありますけれども、その一つとして、相手が間違ったことを言ったりやったりしても、それを早急に咎(とが)めたりしないことができる、ということです。 まず謙虚になって相手の気持ちや話を聞くことが…

人が人として成長していくために

人間が人間として成長していくためには別の人間の存在が必要です。 人が人を育てるから人になるのでして、物や動物では人は育ちません。 そして、精神が安定していくには、精神的に成長した人と一緒にいることが必要ですし、人格が身につくには人格が成熟し…

初めての人と出会うと自分が徐々に成長していく

初めての人と出会って話をしていくと、自分が徐々に成長していきます。 また違う人と出会えばさらに自分が成長していきます。 初めての人と出会うたびに自分という人間はどんどん成長していきます。 そして、出会うことで自分が成長するということは、相手も…

意見や持論を心理療法家に聴いてもらう体験

どんな人でも自分の意見をもっています。 自分の言いたいことを抱えています。 そうした意見や持論を心理療法家に聴いてもらう、そういう体験を多くの人にしてもらいたいです。

悩むことに価値がある

「悩んでいる時間はもったいない。どんどん先に進んだ方がいい」と考える人もおられるでしょう。 しかし悩んでいるからこそ人間は成長します。 悩みに対する解答が見つからないと先へ進めないのではなくて、悩んでいること自体に価値があります。

精神的に成長する過程で生じる苦悩

精神的に成長する過程では、「自分は何なのか?」「自分は何をしているのか?」ということで悩みますから、情緒が不安定になったり、両価的な感情が生じたり、自分でも理解できない言動をしたりします。 そしてそういう過程を経て、自分への理解が進んでいく…

心を磨くための「取り入れ」と「内省」

心を磨くには、外から他人の素晴らしい人間性・人格性を取り入れて、それを真似し、自身を整えていく。 これでまだ半分です。 もう半分は、自身の心の中にある「未熟な部分、意地きたない部分、気づいていない部分、他人には見せられない悪の部分」などを見…