納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

病気

父親の無配慮、無遠慮、自己中心さ

父親の人に対する無配慮、無遠慮、自己中心さ、などで、腹立たしさを感じる人はとても多い。 たいていそれを感じるのは奥さんや娘・息子です。 人に厳しい躾(しつけ)をしておきながら、父親自身は不摂生でろくでもない暮らし方をしている。 家族が病気にな…

病気の理解、患者への理解

患者自身が、病気とはどういうものか、病気になるとどのような状態になるのかをしっかりと理解することが大事です。 それは、原因が何かとか、ストレスが問題だとか、身体の内部がどのような状態になっているとか、細部をみる医学的なことだけではなくて、「…

症状が出る理由を知りたいかどうか

症状には、それが出ている理由があります。 「その理由が何かを知りたい」という探求欲のある人と、「そんな理由などどうでもいいから薬で症状を早く抑えたい」という人がおられます。 彼らは神経発達による意識構造が異なります。 探求欲が見られる場合、そ…

病気や障害とどう付き合っていくかを考える

病気や障害とどう付き合っていくか、また自分自身とどう付き合っていくかを考えなければならない時期もあります。 治したい願望を持ち続けるのも素晴らしいことですが、短期間には治りが望めない場合、どう付き合っていくかを考えることも大切です。

人に助けを求める行動が起きない場合

他者に助けを求める行動、たとえば病院に行ったりカウンセリングを受けたり、あるいは警察署や法律事務所に行ったりする行動ですが、これらはみずからを助けようとする意思があるからこそ起こる行動です。 自尊心が低かったり、みずからをないがしろにする精…

病気や症状のつらさをわかってもらえる感覚

病気や症状を治していくことも大事ですが、それ以上に自身の状態のつらさを聴いてもらうことが大事です。 聴いてもらうことで、自分以外の人にこのつらさや苦労がわかってもらえたという感覚を得られることが救いになります。 さらにその救われる感覚が病気…

創造の苦しみは精神的おかしさを感じるほど

「生みの苦しみ」とよくいいますが、創造の苦しみは、実際に体験してみると、精神的におかしくなってしまったのではないかと感じるほどのものです。 それゆえ、「創造の病」といわれています。

体の具合が悪くなって、自分の思い通りにならないことを痛感する

健康なときは、健康であることをほとんど意識しませんから、「病気になると健康のありがたみがわかる」と世間でよく言われます。 健康であれば元気に活発に活動できますから、「心身の声」や「他人の助言」といった細かいことを気にせず鈍感に生きています。…

本人自ら自分を変えていくまで臨床家は根気強く付き合っていく

健康でいる時期には、人から何か言われてもあまり聴く耳をもたないものです。 お酒をたくさん飲むなと言われてもたくさん飲みますし、頑張るなと言われても無理な生活をします。 言葉づかいに気をつけなさいと言われても軽々しい言葉を使ったりします。 いく…

テレビで聞いた健康情報を盲信して、家族の言うことを聞かない

歳をとってくるとだんだん人の言うことを聞かなくなります。 それだけでも家族の成員からすると腹立たしいのですが、その一方で、テレビで聞いた健康や病気などの情報を盲信したりする。 それで自分が得た情報は正しいのだと譲らなくなり、さらに家族の言う…

心身を削るように猛烈に働くことががん細胞を発現させる

心身を削るように猛烈に働くこと、これががん細胞を発現させる一つの要因です。もちろん、全員がそうなるわけではありませんが、それを理解していながら、それでも猛烈に働くかどうかはご自身の判断になります。

過労による体調不良で病気への不安がおこる

疲れがとてもたまってきますと体調も崩れてきます。 健康がすごく気になる人の場合、いっそう身体の状態が気がかりになってきますから、何かの病気なんじゃないだろうかと不安になったりします。

症状は病気を治しているという合図

病気になった場合に身体は自分自身を治そうと動きだします。自分を治す仕組みが身体のなかにあるからです。 その治癒過程では、いわゆる「症状」と呼ばれるものが出ます。熱が出たり炎症が起きたりなど、私たちが苦しんだり悩まされたりするものですが、それ…

生き方をきちんと見直していくことが病気を治していくことにつながる

つらい無理な生活をしてたら健康を害して病気になります。 多くの人が頭でわかっていることです。わかっていることですが、そのつらく無理な生活をやめられないというのがこれまた多くの人の意見でしょう。そうやって多くの人は病気になっています。 ですか…

病気が自分自身に何をしてくれているのかを知っていく

心理療法家や心理カウンセラーは患者の病気だけを診るのではなく、その人の生活や歴史、思考や傾向といった様々な部分を診ていき、それを語り合っていきます。 そうすることで、患者自身がどこでつまずいているのか、何が問題となっているのかに気づき知るこ…

身体や精神を消耗させすぎないことが大切

身体を酷使すれば身体が消耗したことを感じます。それでも十分に寝たり、たくさん休養をとれば体力が回復します。しかし、身体を酷使し続ければ身体はダメになってしまいます。 同じように、人に対して気を過剰につかえば気が消耗したことを感じます。それで…

「私は負けない」という対抗心 -痛みと体調の悪さ-

困難に対して、「こんなことで私は負けない!」と気合を入れることもあるでしょう。そういう気持ちも大切です。 しかしその一方で、困難に“対抗”しようとしてばかりいると攻撃態勢が維持されますから、普段の生活でもイライラが起こったり、人に対してケンカ…

症状を気性や感受性や生き方のせいにできずに身体のせいにする

症状が生じている場合、多くの人は自分の気性や感受性、生き方が症状を引き起こしたとは考えたくありません。 なぜなら、自分自身が責任を負うことになるからです。 これまでの自分を省みて、何が良くなかったのかを見つめなければなくなるからです。それは…

病気や症状の発症が心配なら、その気持ちを語りにいらして

病気や症状の発症が心配でしたら、その気持ちを語りにいらしてください。

気楽さを取り戻す

気楽さを失ってきますと同時に健康さが失われ、気持ちが病んだ状態になってきます。 ですから、ここにいらして話をして、気楽さを取り戻してください。

寒い時期には心身や精神の活動を低下させる

私たち人間は寒い時期には心身や精神の活動を低下させることによって、自分の身を守ろうとしたりします。 ただ現代は文明が発達していますから、建物の中も暖かいですし、衣服も体温を保温するものがありますし、食べ物も豊富にありますから、自分の心身や精…

病気になって自分のことを深く考える

病気になりますと自分のことを深く考えるようになりますでしょう。 「なぜ自分が病気になるのか」という問いから始まり、「なぜ自分が存在するのか」「自分とは何か」という問いが生じてきて、自分の意義を考えざるを得なくなります。

遺伝ではなくて人との関わり合いによって人は変わってくる

脳や容姿などといったものは遺伝やDNAなどで決まっていますから、受け継いだ通りに発達していきます。 ただ、発達といっても遺伝やDNAなどで決まっているのは「方向」だけですから、自分という人間が心身を含めてどうなっていくかは、人との関わり合いによっ…

精神に負担がかかっていても無理に踏ん張ろうとする

筋トレや運動をして身体に負担をかけているときは、だんだん疲れて体が動けなくなりますから、自分自身が疲れているということがわかりますし、疲れたら休まざるをえなくなります。 ところが、精神に負担がかかっているときは、つらいということは分かってい…

仕事を頑張りすぎることでの心身の不調

仕事をしていることが何よりも楽しいという人も多いと思います。 そういう人は体調を崩しても頑張り続けたりします。 頑張って頑張って目標を達成したり、人に喜んでもらったりすることがめちゃくちゃ楽しいのです。 だから休むということをまずしない。 と…

健康や病気を知るために感情を知る

病気になるにも、また健康になるにも“感情”が深く関わっています。 だからこそ「感情をよく知ること」、そして「感情をどう扱うか」ということが重要になってきます。

世間で言われている事や出来事に反応して体調が悪い

世間で言われている事や世の中の出来事を見聞きして、それに毎回反応してしまい、その中に引きずり込まれて気分が暗くなってしまう人もいれば、怒りをかき立てられてイライラがおさまらなくなってしまう人もいます。 また反応が過剰に生じて、心身の具合が悪…

親身な忠告も余計な干渉に感じられる

相手が親身な忠告をしてくれても、人はなかなか聞き入れられないものです。 たとえば、「タバコをやめたら?」などと言われると、「そう言われることがストレスを感じるんだよ」などともっともらしい反論をしたりします。 心配してくれている親や友人の忠告…

「心と身体はつながっている」とよく言うけれど

「心と身体はつながっている」などと皆さんよく言われますが、実際に自分の身に起こったときには、そのように考えるのは難しいものです。 といいますのも、身体に何らかの症状が出たときに、「この身体症状は心の問題から出てきている症状だから、心を治せば…

ストレスを気にしない、というメンタル(精神)論

「ストレスをこれ以上気にしない強いメンタルの作り方」などということが近年よく言われます。 ストレスを感じるのは心身からの訴えであったり警告であったりするですから、それを気にしなくなったら後に病気になってしまいます。