生きづらさ
悩んでいる時間がもったいないと感じられるほど、さまざまなことに悩んでしまう人もおられます。 だったら悩まず行動に移せばいいと頭ではわかっているのですが、そのことでもまた悩んでしまいます。
生きづらさを感じている人は、それに対処するためには「自分を知る」ことが大事です。 自分を知るといっても、性格分析をして自分がどんな性格かを知ることではありません。 自分がどんなことに困難を感じるのか、どういう状況で悩んだり困ってしまうのか、…
近年、加速度的に社会が複雑になってきています。 もともと人間の営みは単純なものだったはずです。食べ物をどこからか探してきたり、作物を育てたりして、それを食べて、子孫をつくって残して自身は死んでいく。 極端に言えばそれだけだったはずです。 しか…
どんな人だって、この世の中に完全に適応しているってことはないです。 色々な人間が集まってつくっている世界ですから、自分に完全に合うことはありません。 意見や考えの相違はもとより、誰でもどこかしらに違和感やズレを感じているものです。 それで、ほ…
世の中が文明化され高度化されて、洗練されてきたのは良いのですが、その反面、完璧なものしか受け入れない風潮、不完全なものを認めず完全を求める風潮が強くなっている気がします。 それでのびのびした感覚を感じられず、なにかギシギシした感覚を感じるの…
自分のことを反省できない人が増えれば、それに伴って自分のことを過剰に反省してしまう人が増えます。
摂食障害においては大量に食べては食べたことを後悔して、食べたものを吐き出すということを繰り返します。そういうことを毎日繰り返しますから、ものすごく苦しい。 ただそれに伴って、「私は毎日何をやっているんだろう」とか、「私は人間として最低なんじ…
私たちはこの世の中に生きていると気づかないうちに、理由もなく自分に厳しい「習慣」を課していたりします。 それで息苦しくなっていたり、生きづらくなっていたりすることがあります。
「どうしたらうまく生きられるか」ということを知りたくなる時もでてくるかもしれません。 そうした時にはいろいろと何かを探し求めたりするでしょう。 どこかに出かけたり、何かを読んだり、誰かに会ったりなどしてね。 だけど見るものや聞くもの、出会うも…
「むなしい」と感じるときに、なぜ私はこんなに空しいのかを考えようとしても、なかなかその空しさの原因を見つけることができないものです。 なぜできないかというと、自分のある部分が空っぽだったり、空っぽの中に自分がいたりするので「足がかり」を見つ…
親からひどいことを言われて育ってきて、それで人生を楽しむことができないという人も少なくありません。 そして、自分が結婚して子どもができたときに、同じような悪影響を自分が子どもに与えてしまうのではないかと心配する人もおられます。 そういう人た…
感受性の強い人たちは相手のことや世間のことがとてもみえてしまいます。 それゆえ相手の状況や世間の状況を感じすぎてしんどくなったり、また相手のかかえている問題がみえるので、その人をどうにかしてあげたくなり自分が悩んでしまったりします。 そして…
意識が自分の内面にばかりいくと非常に繊細な状態になったり、非常に敏感な状態になったりするため、現実の社会では生きづらくなる場合があります。
人に気をつかう生き方はもう嫌だと感じて、人のことを気にしないようにしよう、と心に決める人も多いと思います。 ところが人を目の前にすると、相手から何を言われるのかを考えてしまい、何かを言われる前に相手の心を読もうとして、結局、気をつかって疲れ…
人生は大変なものです。ですから人生をまじめに考えはじめるとすごく大変になります。 あれこれ考えてしまって、その考えてしまうことから抜け出せなくなり、つらくなってしまいます。 ですので“いい加減”に考えるくらいがちょうどいい。 とはいっても、「は…
この社会のなかに自分の居場所がないと感じていましたら、私のところに話しにいらしてください。
生きづらさを感じている場合、生きづらいんだけれども、何が生きづらいかと聞かれるとなかなか具体的に答えることができません。 もちろん表面に出ている問題はわかっていて、人と仲良くできないとか、社会に順応できないとか、そういうことは自身でもわかっ…