納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

文明・時代

環境を人間に都合の良いように変えている

人間は周りの環境を、人間にとって都合のよいように変えて暮らしていますから、環境に無理が生じてくるのは当然です。

管理された社会のなかで感じる生きづらさ

近年、加速度的に社会が複雑になってきています。 もともと人間の営みは単純なものだったはずです。食べ物をどこからか探してきたり、作物を育てたりして、それを食べて、子孫をつくって残して自身は死んでいく。 極端に言えばそれだけだったはずです。 しか…

高度な文明は人間を未熟なままにとどめる

高度な文明は人間を幼くします。未熟なままにとどめます。 高度な文明は大量のお金を流通させ、そのお金によって先進的な科学技術を手に入れることができ、さらに快適な生活を送ることができます。 しかしその反面、精神は育ちにくくなります。

都会のなかで暮らしていると繊細な感覚が麻痺してくる

文明社会、とくに都会のなかで暮らしていると、繊細な感覚が麻痺してきます。そして自分が麻痺していることにも気づけなくなってきます。 それゆえ、相手(モノや環境なども含む)に対して無理な要求をしていることに気づけなかったり、自分の思いどおりに相…

生産性のある人は地球環境に負担をかけている

「生産性のある人が価値のある人」とみる見方がありますが、一方で、生産性のある人は地球環境に負担をかけてもいます。

悲惨なニュースに影響されて悲観してしまう

マスメディアが悲惨な事件ばかりをニュースで流すせいで、世の中はひどくて残酷なことばかりだと悲観してしまう状態をミーン・ワールド・シンドローム(Mean World Syndrome)などと呼んだりします。 実際、身近で事件が起こることは殆ど無く、地元で暮らし…

食べ物を粗末にする人への心理カウンセリングと教育

食べ物を粗末にする人への心理カウンセリングと教育をおこなっております。 相談したいことがありましたらご連絡ください。

ネイティブ・アメリカンの知恵と仏教の知恵

ご存じのようにアメリカ大陸にはもともと先住民がいて、ヨーロッパ人がネイティブ・アメリカンをどんどん追いやって、自分たちの近代社会を築きあげていきました。 ところがその近代社会に行き詰まりが出てくると、今度は追いやったネイティブ・アメリカンの…

その時代時代に生きた人々が感じてきたことの歴史を学ぶ

わたしたち人間は歴史を学ぶ必要があります。 歴史といっても私が言う歴史は、平安時代とか関ヶ原の合戦といった出来事や事件を学ぶことではなくて、その時代時代に生きた人々がどういう気持ちを感じてきたか、そしてどういう体験を繰り返しているのかという…

「鬼」という言葉が使われ、そして「神」という言葉が使われ始めた

以前、世間で「鬼」という言葉が使われ出しました。 それは私たちの心のなかに「鬼」がいなくなったらかもしれません。 そして、近頃は世間で「神」という言葉が使われ出しました。 それはもしかしたら私たちの心のなかに「神」がいなくなったからかもしれま…

どこかに負担がかかっている

私たちが快適に暮らしたり、自分のしたいことができるということは、誰かに負担がかかっていたり、自然環境に負担がかかっていたりするということです。 また、そういうことを心配し、気に病んでいる人もおられます。

完璧なものしか受け入れない風潮

世の中が文明化され高度化されて、洗練されてきたのは良いのですが、その反面、完璧なものしか受け入れない風潮、不完全なものを認めず完全を求める風潮が強くなっている気がします。 それでのびのびした感覚を感じられず、なにかギシギシした感覚を感じるの…

世の中が便利になるほど不便に我慢できない

世の中が便利になっていけばいくほど、不便に対する耐性は低くなっていきます。 つまり、不便に対する我慢ができずに自分の欲を要求するようになります。

人に頼らなくてもお金に頼れば生活できてしまう

昔はモノも食べ物も少なくて、人に頼らないと生活できませんでしたから、いろいろと人の助けを借りて暮らしていました。 ところが現代は人に頼らなくても生活できるでしょう。お金があれば。 その生活の中身がどうかは別にして、お金に頼れば暮らしていくこ…

便利な世の中になるほど人格的成長が大変

世の中が便利になればなるほど、人格的な成長をしていくことが大変になります。

寒い時期には心身や精神の活動を低下させる

私たち人間は寒い時期には心身や精神の活動を低下させることによって、自分の身を守ろうとしたりします。 ただ現代は文明が発達していますから、建物の中も暖かいですし、衣服も体温を保温するものがありますし、食べ物も豊富にありますから、自分の心身や精…

快適に過ごせることの陰には無理をしている人がいる

ある人が快適に過ごせるということは、その陰で、無理をしている人や我慢している人がいるということです。

耳の働きは「音や声を拾う」という感じ

耳の働きは「音や声を聞く」ことですけれども、実際には「音や声を拾う」という感じです。 ですから、耳のなかにイヤホンを入れて直接音を流し込むのは好ましいことではありません。