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ヒトを理解する

摂食障害

ダイエットの雑誌記事や企業広告の心理的影響

雑誌のダイエット記事や企業のダイエット広告について、一般的に読んだり見たりしても大きな心理的影響を受けないと思われます。 しかし、感受性が強い状態であったり、精神的に健康な状態でなかったり、あるいは生きている環境が本人に合っていないと感じて…

神経症としての「痩せたい願望」

やせたい願望やダイエットは、一般的には異性や同性を意識したものであり、「人から魅力的にみられたい」というものです。 ところが神経症としての「痩せたい願望」は、異性や同性を意識したものではなく、また恋人をつくるためのものでもありません。 まっ…

摂食障害における「完璧に自分を仕上げよう」とする気持ち

摂食障害になる人たちは自分に対して非常に厳しくなっています。 自分に対する善悪が非常に明確になっていて、完璧なまでに「自分を仕上げよう」となっていることが多くみられます。 それゆえ、日々の生活を好き勝手に適当に暮らすような状態でいることがで…

大量に食べてまた吐き出す繰り返しで自分に疑問が湧いてくる

摂食障害においては大量に食べては食べたことを後悔して、食べたものを吐き出すということを繰り返します。そういうことを毎日繰り返しますから、ものすごく苦しい。 ただそれに伴って、「私は毎日何をやっているんだろう」とか、「私は人間として最低なんじ…

心理療法を受けていると生じる一時的なわがまま

心理療法を受け始めて日数が経ちますと、わがままを言うようになったり、理不尽な要求をするようになる場合があり、本人や周りの人から見て、精神状態が悪くなっているようにみえます。 それで「心理療法を受けているのにどうして状態が悪化しているのだ?」…

ダイエットは食事や運動の問題と思い込みしやすい

ダイエットという言葉が口癖のように氾濫する時代となっています。 ダイエットでは「食事を摂る(あるいは摂らない)」こと、または「運動をする」ことが特に叫ばれるために、「行為」や「態度」が問題の中心だと思い込みしやすい。 そしてそれが解決すれば…