感覚
論理的な考え方も大切ですし、直観的(非論理的)な考え方も大切です。 合理的な考え方も大切ですし、背理的(非合理的)な考え方も大切です。
家電製品や自動車の鍵、公共機関のタッチパネルなど様々なものを作動させる際に、「ピー」や「ピッ」といった電子音が鳴る仕組みになっています。 この電子音の氾濫と過剰さは、すでに公害の域に達しています。 電子機器ならばボタンを押せばほとんどの製品…
人間の性質には幅があります。たとえば感覚でいえば、敏感な人もいれば鈍感な人もいます。 広い幅があって、その幅のなかで多くの人たちがいる部分を一般的とみなしているだけです。 ですから、自分のいる位置を中心として、あの人は敏感だとか、あの人は鈍…
日本人は同等(平等ではない)意識が強いですから、どうしてもみんなと同じでないと気が済まないところがあります。 みんなが欲しがっているものを自分も欲しいと感じ、誰かが得をしたら自分も得をしたいと感じ、自動車のスピード違反で捕まったら、みんなも…
繊細な人は自身が繊細であることをわかっています。 なぜなら、細やかに自分自身を感じとることができるからです。 しかし鈍感・大雑把な人は、自分が鈍感で大雑把であることをあまりわかっていません。 自分が鈍感で大雑把だとわかっていると自ら言う人でも…
都会や街の暮らしが広がり、そこに住む期間が長いせいで、自然のなかで、あるいは自然を身近で暮らしたことがない人が非常に多くなりました。 それゆえ、自然との接し方も野生動物との接し方もまったく知らないで育っているせいで、身の危険を感知したり、恐…
自身が感じている感情や感覚を言葉で表現できないのはつらいことです。 自分が今どんな感情や感覚なのかを人に伝えられないのですからもどかしく、人にわかってもらうことがきないので一人で抱えるしかなくなり、孤独を感じやすくなります。 一方で、感情や…
被害感が増して、苦しんでいる時は、その感覚を話しにいらしてください。
いったん下に落ちて、あるいはもともと下にいる状況から、努力して這(は)い上がってきた人に感動する人は多くいます。 たいていは、その人と自分とを重ねて、自分もそうでありたいと願っている場合が多い。
自分のなかにある“なんとも表現できない感覚”を、言葉にして理解したい場合はご相談ください。
若い頃というのは、「自分たちは一番イケてる」とか、「自分たちは一番面白い」とか、「自分たちは一番クレイジーだ」とか、「自分たちは一番革新的だ」などと思うものです。
この世界がどう見えているか、どう感じられるかは、人によってそれぞれ異なります。
誰でも人の役に立ちたいと思っています。 ただ、他人と自分の感覚は同じではありませんから、役に立ちたい意識が相手と少しずれてしまうと、お節介になったり迷惑に感じられることがあります。
「私は大事に扱われてこなかった」と感じている人は、現在において相手から自分が大事に扱われているかどうかにすごく敏感です。 それゆえ、相手のちょっとした言葉遣いや態度から、自分に対する関心の度合を読み取ることができます。 それで、ちょっとでも…
安心感が脅かされると、人は被害意識が生じます。 陰で何か言われているんじゃないかとか、何かされるんじゃないかというふうに、感覚がものすごく鋭敏になります。 そうすると他人の言動の細かい部分にすごく敏感に反応するようになりますから、どうしても…
時に、すべてのものが無意味に感じられることがあります。 これはおかしいわけではなく、その人にとって“その体験”が必要だったりするために、そういう感覚が生じます。
感覚(意識)過敏という状態は、遠くのかすかな兆候を感じとり、こんなことが起きるのではないかという「何か」を感じとれる状態です。 過去の記憶が蘇ってくると同時に、未来に対して何らかの予測が生じるので、これからどうなるかということに敏感になりま…
人は人との間で生きていないと、どうしても感覚が人とズレてきます。 一人でいる時間が長くなるほど人とのズレが広がり、人と話が合わなくなってきます。 それゆえ人と会い、話すことでそのズレは自然と狭まり、人と同じような感覚をもつようになっていきま…