感情
論理的な考え方も大切ですし、直観的(非論理的)な考え方も大切です。 合理的な考え方も大切ですし、背理的(非合理的)な考え方も大切です。
精神や情動、気分が不安定なときは、それらが安定している人と一緒に居たり話したりすることで、じょじょに自身も安定してきます。 「安定した状態」を安定している人からもらう(移る)からです。
「幸運を引き寄せるために笑顔でいる」という人がおられます。 笑顔というのは自然に出るものです。 楽しかったり幸せな気分だから笑顔になるのであって、あるいは人との争いを避けるために笑顔になるのであって、無理にすることではありません。 しかも、運…
自身に向かう悲観の連鎖に入りますと、幸せを感じる気分が生じづらくなります。 悲観の連鎖とは例えば、自分がこんな不幸な状態になっているのはお金がないからだとか、自分を認めてくれる人がいないからだとか、自分は不細工だからだとか、学校をきちんと卒…
自身の感情を言葉にするのが上手な人もいれば、それがうまくできない人もいます。 うまく表現できない人が感じている「もどかしさ」は計り知れないくらいのものです。
「イライラする」という気分は、人がもっている気分ですから、誰だってイライラするときは出てきます。 大人になれば、そのイライラの気分を制御することが求められますから、そうそう不機嫌を外に出すことはなくなります。 ところが、「私は理解されていな…
自身の感情を言葉できちんと表現するのは、自身が考えている以上に難しいものです。 私はいまこういう感情なんだということを相手に伝える時に、言葉にするとその感情の半分もあらわせない、いや、3割くらいしかあらわせなかったりする。 そうなると、言葉に…
自身が感じている感情や感覚を言葉で表現できないのはつらいことです。 自分が今どんな感情や感覚なのかを人に伝えられないのですからもどかしく、人にわかってもらうことがきないので一人で抱えるしかなくなり、孤独を感じやすくなります。 一方で、感情や…
恋愛をすることは、自分の見方を広げ、世界を広げてくれるものです。 ただ一方で、下手をすると恋愛感情の強大な力によって、楽しんでいるはずの自分がやられてしまい、自分を守れなくなって精神的にボロボロになってしまうこともあります。
自分が思い出せる記憶には感情が伴っています。 たとえば学校生活とか、アルバイト先の出来事とか思い返してみると、「楽しかったな」とか「あれはつらかった」なんて感情が蘇ってくるでしょう。 記憶だけが単体で存在していることはほとんどなくて、ほとん…
感情を抑えきれない時は私のところにいらしてください。
「感情のコントロール」ということが世間で言われます。 世の中で生きていくためには感情のコントロールは必要ですけれども、これまでの人生で感情を過度に抑制してきたために苦しくなっている人もおられます。 言いたいことがあっても言えずに過ごしてきた…
自分の感情はつねに理性に通していると私たちは考えています。 理性で感情を制御・調節しているからこそ、きちんとした生活をおくれていると考えています。 確かにそうですが、しかし、そればかりではありません。 理性に通さないで感情を外に出すこともして…
病気になるにも、また健康になるにも“感情”が深く関わっています。 だからこそ「感情をよく知ること」、そして「感情をどう扱うか」ということが重要になってきます。
子育てで大切なのは、「子どもに何をしてあげられるか」ということだけじゃなくて、親御さん自身がどういうふうに生きてきたか、どういう感情を抱えて暮らしてきたか、といった自身を知ることです。
心理療法を受けますと、自身が本来もっていた人間的な感情がクライエントに戻ってきます。 クライエントが泣いたり、怒ったり、突っかかってきたり、そして笑ったりしはじめて、「ああ、感情が通ったな」と私は感じるのです。 それまでは「つらい」とか「苦…
感情というのは、当たり前のことを言うようですけど、「つらいなぁ」と感じたら今の状況がつらいということですし、「楽しいなぁ」と感じたら今の状況が楽しいということです。 通常私たちは自身の感情を自分で感じられていると確信しています。疑うことはあ…