納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

感受性

感覚過敏の人たちの生きる辛さ

感覚過敏の人たちは、日々生きているだけで辛さを感じています。 たとえば聴覚過敏の人は、雑多な音に苦しめられています。 他人の声、自動車や電車の音、電子音、街に流れる音楽や放送など、そういう音が聞こえてくると、頭のなかが乱れ平静に保つことが難…

「女心がわかっていない」と発言する女の人

「女心がわかっていない」と発言する女の人のなかには、相手の心をうまくよめない人がいます。 女の人の感情がわからない男の人に向かって言う場合ではなく、男の人が女の人の感情をくんでいるにもかからわず、そういう発言が出る場合の話です。 女の人自身…

感受性の高い人はニュースを見聞きしないように

感受性の高い人、繊細な人、意識敏感あるいは過敏の人は、ニュースをできる限り見聞きしないようにすることを勧めます。 毎日、ニュースの情報を見聞きする生活を送っていると、毎日、感情を揺さぶられることになり、精神や心身の具合を悪くしてしまいます。…

感受性の方向性を知る

自身の感受性が強い、鋭いというのをわかっている人でも、その方向性については実はあまりわかっていなかったりします。 どういうことかといいますと、ある事柄に関しては、すごく敏感に反応するけれども、別のある事柄に関しては、あまり気にならなかったり…

光や音や匂いや人に敏感な人たちが教えてくれること

光に敏感な人、音に敏感な人、匂いに敏感な人、人に敏感な人など、こういった人たちが過敏性質(ハイリー・センシティブ)、あるいは過敏症などと言われ、繊細で特殊な人みたいな扱い、あるいは病人扱いをされています。 しかし実は、光や音や匂いや人に鈍感…

山の中では意識が研ぎ澄まされる

山の中に入ると意識が研ぎ澄まされてくることがあります。 それは木々が発する物質のせいなのか、それとも人間自体の意識感覚が変化するからなのかわかりませんが、通常の状態では感じとれないような微細な外的現象を、非常に感度高く感じとるようになります…

繊細な人は自身をわかっているが、鈍感・大雑把な人は

繊細な人は自身が繊細であることをわかっています。 なぜなら、細やかに自分自身を感じとることができるからです。 しかし鈍感・大雑把な人は、自分が鈍感で大雑把であることをあまりわかっていません。 自分が鈍感で大雑把だとわかっていると自ら言う人でも…

ダイエットの雑誌記事や企業広告の心理的影響

雑誌のダイエット記事や企業のダイエット広告について、一般的に読んだり見たりしても大きな心理的影響を受けないと思われます。 しかし、感受性が強い状態であったり、精神的に健康な状態でなかったり、あるいは生きている環境が本人に合っていないと感じて…

相手のしてほしいことを読める感受性と、それゆえの関係の儚(はかな)さ

「感受性」の言葉の意味を辞書で調べますと、そこには「外界の刺激や印象を感じ取ることができる働き」とあります。 感受性が強い場合、相手が何か言ったり何かした際に、その言動の意味以上のものを感じとれるので、相手が何を欲しているか、何を考えている…

感性が高まるにつれて精神は不安定になる

感性が高まればそれに伴って精神は鋭敏になり、不安定になっていきます。

悲惨なニュースに影響されて悲観してしまう

マスメディアが悲惨な事件ばかりをニュースで流すせいで、世の中はひどくて残酷なことばかりだと悲観してしまう状態をミーン・ワールド・シンドローム(Mean World Syndrome)などと呼んだりします。 実際、身近で事件が起こることは殆ど無く、地元で暮らし…

強い感受性をもつ子どもたち

生まれつき、人の心を読めたり、鋭く見抜くことができる子どもも少なくありません。 こういう子ども達はものすごい繊細な信号を発したり、どう判断したらよいかわからないような、どっちともつかないような態度をするので、周りの人がどうしたらいいかわから…

感受性を高めるセミナーやそういう集団に入って人が変わってしまう

感受性を高めるセミナーやそういう集団に入ると、その人の精神状態がとても変わってしまいます。 日常の風景や出来事などに何でも感謝したり、周りにいる人たちをいつも尊敬したり、些細なことすべてに感激したりと、いままで普通に遊びや仕事をして暮らして…

悲惨なニュースで自分の感情がかき乱されてしまう

世の中の悲惨なニュースで自分の感情がかき乱されたり、振り回されたりしてしまって困っているかたはご相談にいらしてください。

繊細な男の人もいる

女の人の多くは繊細で、多くの人はそれを知っていますけれども、男の人にも繊細な人はたくさんおられます。

気が休まらないために身体の具合が悪い

神経が鋭敏になっている場合は、身体を休ませていても気が休まっていませんから、疲れが取れずに身体の調子が悪くなったり症状が出てきたりします。 たとえば、仕事や職場のことが常に気にかかっているとか、お付き合いをしている人のことで常にビクビクして…

人の気持ちを汲(く)む能力

人の気持ちをどこまで深く汲(く)めるかは、その人のもっている能力に依ります。ものすごく汲める人もいれば、ほとんど汲めない人もいます。 これは学問を学んで知識を増やしていくのと違い、何かを学んで吸収すれば能力が上がるような単純なものではありま…

深く悩んでいる人は他人になかなか理解されない

深く悩んでいるときは意識が自分の内面に向っていますから、心や精神の世界に入り込みやすくなります。 心や精神の世界は現実の世界とは異なりますから、向こうの世界の話をこの社会で普通に暮らしている人にしても話がかみ合いません。 それゆえ、深く悩ん…

相手の心を読めてしまうほどの感受性の鋭さ

感受性がものすごく鋭く、相手の心を読めてしまうほどの人もおられます。 相手の態度や言動をよく観察していて、自分に対して「何をしてくれるのか」、「何をしてくれないのか」、そして「私が考えていることにいつ気づいてくれるのか」という点にものすごく…

症状を気性や感受性や生き方のせいにできずに身体のせいにする

症状が生じている場合、多くの人は自分の気性や感受性、生き方が症状を引き起こしたとは考えたくありません。 なぜなら、自分自身が責任を負うことになるからです。 これまでの自分を省みて、何が良くなかったのかを見つめなければなくなるからです。それは…

感受性の強い人からみた「空気を読む」行為

世間で言われている「空気を読む」という行為ですが、時々世の中から「もっと空気を読んでほしい」といった声が聞かれます。 しかし感受性の強い人からみたら、そんなレベルでは空気を読んでいるうちに入らないと感じています。 感受性の強い人たちは、もっ…

感受性が強くて相手のことがとてもみえてしまう

感受性の強い人たちは相手のことや世間のことがとてもみえてしまいます。 それゆえ相手の状況や世間の状況を感じすぎてしんどくなったり、また相手のかかえている問題がみえるので、その人をどうにかしてあげたくなり自分が悩んでしまったりします。 そして…

感受性を鋭くしたことから意識過敏になり、精神疲労が生じる

何らかの事情で相手の気持ちをすぐに察知しなければならないとしたら、感受性を鋭くせざるを得ません。 感受性を鋭くすれば、相手が何かをする前に相手の気持ちを読み取ることができ、事前の対処ができるようになります。 ただ、感受性を鋭くするとそれに伴…

意識が自分の内面にばかりいきすぎて生きづらさが生じる

意識が自分の内面にばかりいくと非常に繊細な状態になったり、非常に敏感な状態になったりするため、現実の社会では生きづらくなる場合があります。

バカにされるのではないかと考えて人に相談できない

人に話をしてバカにされるんじゃないかと考えてしまうと、なかなか人に相談できないものです。 人によっては「恥ずかしい思いをする」ことはとても恐ろしいことです。

感受性の強さと身体症状

感受性が強い場合、本人が感じたものを身体に症状として出しやすい人もいます。

感受性が強いほど受け取る情報量も多くなる

感受性が強ければ、あるいは強い状態になっていますと、人の言葉や行動から、また身近な環境からたくさんの「何か」を感じ取ることになります。 たとえば感受性の強くない人が、相手の言葉や行動をその言葉通り、行動通りにしか受け取らないところを、感受性…

感受性の強い者同士がお互いに勘ぐりあう

感受性の強い者同士が会話をするとお互いに腹の探り合いになったりします。 「あのメールの内容はこんな意味が含まれているはず」とか、「あのとき言った発言には別の意図があるはず」とか、すごく勘ぐりあう。 それでお互いに神経をつかって疲れてしまい、…