納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

愛情飢餓

助言や説教をしてくれる人を邪魔者に感じる

恋愛感情が生じている男女の仲では、二人だけの世界を守ろうとする衝動が働きます。 愛情飢餓の人や寂しさや不安を強く感じる人ほど衝動は強く働きます。 それゆえ、身近に助言や説教をしてくれる人たちがいると、そういう人たちが自分たちの世界を壊そうと…

愛が足りなくて精神の安定を図るためにする行動

健康な状況で育ちますと、愛というのは、内から徐々に外に向いていきます。言い換えれば、自分が好きという状態から、他人を愛するという行動に移っていきます。 ところが、苦しい状況が続いたりすると、愛が外に向かないで、また内に向くようになることがあ…

他人に対して警戒心が働かない

虐待などをうけて壮絶な幼少期を送ってきた人は、他人に対してものすごく警戒をします。他人をなかなか信用せず、つねにキョロキョロ、ビクビクしていて、相手との受け答えも慎重です。 一方で、人との関係に恵まれた幼少期を送ってきた人は、他人に対してほ…

同じ話を何度もする、同じ気持ちを何度もSNSに書く

同じ話を何度もする、同じ気持ちを何度もSNSに書く。 これらはどういうことかといえば、自分のことをわかってほしい、自分の頑張りを認めてほしい、ということです。 周りの人の関心が別のところに行っていて、自分に向けられていないのがわかるので、どうに…

恋愛体質とか愛人体質と言われているもの

恋愛体質とか愛人体質という言葉を遊びで言っているぶんにはいいですけれど、それで実際に悩んでいる人もおられます。 恋愛体質や愛人体質といったものは一種の愛情飢餓状態であったり、家庭のトラウマ(虐待トラウマなど)がある人にみられたりしますから、…

お酒を浴びるように飲むのは自傷行為

お酒を浴びるように飲んだり、「ベロンベロンになるまで酒を飲んだ」などと友達に言いふらしたりする。 そういう行為をしてしまう場合、トラウマや心理的な問題を抱えていたりします。また、過去に非行に走ったり、グレかけたことのある人にもそういう人が多…

親から関心を得られなかった子は刺激の多い世界に入ってしまう

親が子どもを理解しようとしなければ、子どもはどんどん激しいことや無茶な行為をやろうとします。 そうしないと親は気づいてくれないし、自分に関心を持ってくれないと感じるからです。 だから子どもが激しい行為をしている時は説教をするのではなくて、親…

昔の酷かった時代の記憶をもつ親たち

昔の親の多くは子ども時代に戦争で食糧や物が不足していたり、軍人の親に厳格に育てられて愛情をもらえなかった人がとても多い。 しかし現在は物も豊かにあり快適に過ごすこともできます。 だから複雑な気持ちになるのです。昔はひどかったけれども今はこん…

愛情をあまり吸収できず寂しいおもいをしてきた

幼い頃に周りの人の愛情をあまり吸収できず(感じとれず)、寂しいおもいをしてきた人のなかには、後々、いろいろな人から愛情をたくさんもらおうとして、人間関係が大変になることがあります。