恐怖症
職場や学校でつらく苦しい状況が続いて精神的に追い詰められますと、周りの人が敵に思えてきて、誰も信用できなくなったりします。
地球的規模の自然災害が起こって地球が崩壊してしまうのではないか、と恐怖に苛(さいな)まれる人もおられます。 災害が起こるというのは妄想なのですが、本人にとっては現実のことに感じられ、しかもそれが近々の未来で起こるように感じられるために日々苦…
閉所、いわゆる狭い空間が怖いと感じる人がおられます。 これは環境からの侵入的な感覚が起こることによって恐怖感が生じたりします。 言い方を変えれば、自分が追い込まれ圧迫されるような心理が働くためです。
恥をかくことに対して極度の恐怖がある場合、恥ずかしいことにならないようにと常に気を張っています。 それゆえ気が休まらず、対人関係も緊張したものになりがちです。 そして緊張ゆえに身体にもチックやどもり、肩こりや腰痛が生じやすく、また人によって…
身体はどこかが歪んでいますし、性格もどこかが歪んでいます。 みんなそうです。 完全体の人なんて一人もいません。 ですから身体の歪みや性格の歪みがあること自体はそれほど問題ではありません。 ただ、そこに対人関係やら仕事やらの外部からのストレッサ…
思春期には特異な意識や感覚が生じたりします。 たとえば、自分の体が臭っているんじゃないかという自己臭恐怖や、自分の視線が相手に嫌な感じを与えているじゃないかという自己視線恐怖や、自分の不細工な顔が相手を不快にしているじゃないかという醜形恐怖…
ふすまや障子が少し開いていることや、引き戸がちょっと開いていることに恐怖を感じることを「隙間(すきま)恐怖症」と私は呼んでいます。