強迫神経症
自動車を乗り降りする際にドアを何度も開け閉めしないと気が済まない、またはドアが閉まっているかどうか何度も開け閉めして確認しないと気が済まない、というのは強迫性障害(強迫神経症)である可能性があります。 軽度の場合は、ドアの開け閉めを必要以上…
強迫神経症や強迫性障害の程度まではいかなくても、強迫傾向をもっている人は多くみられます。 軽い強迫行動が生じるせいで、数回程度、確認作業を繰り返したりします。 軽い強迫観念が生じる場合には、数回程度、同じ質問を繰り返したりします。
あることを意識しないようにしようとすればするほど、そのことがさらに意識されてきます。
幼い頃や若い頃は「こだわり」が強く生じます。 「こうでないとダメ」とか、「こうしないと気が済まない」といったように、所有物や自分の行動にとてもこだわります。 そういう時期を過ぎると、だんだんこだわりもなくなっていき、「なんでもいい」「どうで…
病気になっていないにもかかわらず、「私は重い病気になっているのではないか」、あるいは「これから大変な病気にかかるのではないか」とずっと気に病んでしまう状態を「心気症」と呼んでいます。
家の中にずっとひきこもっていると強迫状態になりやすい。 外の環境に触れたり、誰か他人との接触がないので、ちょっとしたことが色々と気になりだします。 細かいことに色々とこだわりが出てきて、「こうじゃないとダメだ」と言うことが増え、自分の理想状…
意識が自分の内側に向かいすぎると、深いところまでどんどん思考がいってしまい、次から次へと思考があふれ出てきて、悩みの渦から脱け出せなくなり、ずーっと何かに悩まされている状態になります。 そうした苦悩状態は強迫状態を伴いますから、自分自身でも…
人にとても優しい人は、「友達や知り合い全員から好かれなければいけない」という強迫的な考えが生じることがあります。 友達が10人いたら10人全員から好かれないと自分は人間としてダメなんじゃないかと考えてしまう。 10人のうちのたった1人でも自分のこと…
人から「そんなことにこだわっていても良くない」と言われて、「そりゃそうだ」と納得して、そのこだわりをパッと止められたらいいですけれども、たいていは本人の意志ではどうにもできません。 強迫性がありますから。 そのこだわりを無くせれば生きやすく…
完全に仕上げなければならないという強迫的な癖が生じていると、すべての状態が完了し整っていないと次の事を実行に移せなかったりします。 しかし現実にすべてが完了し整う状態になることはないので、次の事に進むことができない。 そのせいで結果からみれ…