納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

宗教感覚・信仰

東洋医学思想に入れ込んで頑固で偏屈に

東洋医学思想や東洋身体思想などに入れ込んでいる人はたくさんおられますが、彼らのなかには、困った問題を起こしている人たちもいます。 たとえば、自分の考えが一番正しいと思っていたり、自分のしている仕事は最高のものであると思っていたりします。 な…

生き方を指南・教示する人たちが出てくる

時代が大きく変化する節目には、生きることや生き方について説く人たちが増加します。 たとえば現代のように多様性社会や多彩価値観の時代に入りますと、これまでの生き方や暮らし方がそぐわなくなってきます。 すると、いたるところで「このように生きたら…

人生は一度きりだから楽しむという考え

「人生一度きり。だから思いっきり楽しむ!」という発言をする人が増えたような感じがします。 「人生一度きり」という考えは再び近年に出てきました。 以前は、人は生まれ変わって何度も繰り返すという考えや、天国あるいは地獄に行ってそこで暮らすという…

魔術的思考の信仰

魔術的思考に囚われている人もおられます。 何らかの技(わざ)や術(じゅつ)を手に入れて覚えれば、何かが成し遂げられると信じている。 あるいは、そういう技や術をもっている人に頼めば、願いを叶えてもらえると信じている。 また、そこまでは信じないに…

その時代の一番高い建物は何か

神話学者のジョーゼフ・キャンベルという人がおりまして、彼は過去に興味深いことを言っています。 「高い建物が何か」を見れば、その時代に力を持っている“もの”がわかると言うのです。 たとえば、ずっと昔、一番高い建物は寺院でした。町の真ん中にあり、…

パワースポットは力を奪われる場所でもある

パワースポットというと、力を与えてくれる場所であると考えている人が多いですが、力を与えてくれるということは一方で、力を奪いもします。

目の前にいる人を尊重する

目に見えないものを信じたり敬(うやま)うのもいいですが、それ以前に、目の前にいる人を尊重することのほうが優先です。 現実に目の前に、生身の人間が存在するのですから、何よりもまずその人が最も大切にされるべきです。

自己啓発や宗教に関わる人たちの多くが精神的問題を抱えている

自己啓発そのものや、宗教そのものは悪いものではありません。 ただ、それを信奉したり、関心をもって関わる人たちの多くが精神的な問題を抱えた人たちなので、誤った方向に行きがちなのです。 そしてその傾向は、カウンセリングやセラピー、精神医学、民間…

神様という考えと気持ちの安定

「神様は存在していて、私たちをずっと見守ってくださっている」、そういう考えで生きておられる方もたくさんいます。 そういうふうに考えたほうが、つらい日々を乗り越えていけるし、何かあった時でも気持ちに安定をもたらしてくれる、というわけです。 そ…

学問として宗教を知る

宗教というと信仰するとか入信するとか、そういうことを思い浮かべる人も多いと思いますが、そうではなくて学問としての宗教、つまり宗教学を知ることが大切です。 正月は神社に行って、お葬式をするときはお寺に行って、結婚式を挙げるときには教会に行く、…

ネイティブ・アメリカンの知恵と仏教の知恵

ご存じのようにアメリカ大陸にはもともと先住民がいて、ヨーロッパ人がネイティブ・アメリカンをどんどん追いやって、自分たちの近代社会を築きあげていきました。 ところがその近代社会に行き詰まりが出てくると、今度は追いやったネイティブ・アメリカンの…

自立といっても神社やお寺に頼っている

「自立、自立」なんて言っても、多くの人は神社やお寺なんかに行って頼っているのですから、自分一人で立っているっていうことはないんです。

パワーストーンという精霊信仰と科学信仰

昔から人類は、石には不思議な力があると考えていて、その力によって私たちは守られていたり、あるいはその力を頂(いただ)いているという意識でおり、その力を崇(あが)めています。 これが宗教の源であるアニミズム、精霊信仰でして、それで今でも、たと…