納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

子どもの心

子育てにおける損得勘定

「これは得か損か」で考えることが多い世の中ですが、子育てにおいても損得勘定が影響を及ぼしています。 「こういうことをするとお子さんに良くないですよ」と言ってもなかなか聞いてもらえませんが、「こういうことをするとお子さんに損ですよ」と言うと素…

子どもの心や世界を知る相談(大磯)

子どもの心がどういうもので、子どもが今どんな状態になっているのかを知りたい場合や、子どもの世界がどういうもので、今どんな世界を体感しているのかを知りたい場合は、ご相談ください。 子どもは大人と違う心ももち、違う世界にも住んでいますから、大人…

子どもをわがままにさせないためにはという質問

「子どもをわがままにさせないためには?」と質問されることがあります。 一番よい仕方は、親がわがままにならないことです。 「対抗動作」っていって、子どもがわがままにしているのを見ると、それを厳しくしつけようとして、言い換えればそれに対抗しよう…

マルチェッロ・ドルタ 『わんぱくナポリタン』

マルチェッロ・ドルタの『わんぱくナポリタン』は、ナポリに住む小学生が書いた作文をまとめた本です。 ナポリは以前からゴミ問題で話題になっていますが、そういう中で、子どもたちがたくましく生きている姿がうかがえます。 ______ 「母の日に」 母…

子どもと遊ぶのが苦手な父親と子どもの心

子どものことを好きな父親でも、子どもと一緒に遊ぶのが苦手な父親が大半です。 はじめは一緒に遊んでいても、そのうちつまらないというかくだらなくなってきて嫌になってしまう。 こんなことをしていて何になるんだと感じはじめてしまうので、一緒に遊べな…

子どもの攻撃性と児童神経症

子どもは悪さをしたり、ふざけたりするのが楽しいのですから、親はそういうのを見守ったりして気楽にしているのがいい。 そうした行動は攻撃性が適切に出ている状態と言えますから。 それを真に受けて、子どもをうっとうしがったり叱ったりするので、子ども…

親のせいにしなければあまりのつらさに耐えられない

親のせいではないとわかっていても、親のせいにしなければあまりのつらさに耐えられない場合もあります。

赤ちゃんはお母さんの悲しみを感じとって泣く

お母さんが悲しい気持ちを抱えていれば、赤ちゃんはそれを感じとって泣きます。 お母さんが口や表情に出さずとも、誰にも話さず秘密にしていた悲しみは赤ちゃんに伝わります。 それくらい赤ちゃんと母はつながっています。 赤ちゃんがあまりにも泣くのであれ…

子どもの夜驚症

子どもが夜中に突然ふとんから起きて、大声で叫んだり、泣きじゃくったりするのを「夜驚症」とよんでいます。 寝ている時にものすごい恐怖体験を味わっているもので、子ども自身がその恐怖に圧倒されて、わけがわからなくなってしまってワーッとなってしまう…

子どもにとっての夫婦喧嘩

夫婦といっても別々に育った男女が一緒に生活しているのですから、時々喧嘩するのも仕方ないと思います。 ただ、子どもからしてみたら、夫婦喧嘩ほど苦痛なものはありません。

思春期のつまづきやすさ

人は思春期につまづきやすい。人間の成長としてがらりと変わる時期でもありますし、これまで生きてきた(取り込んできた)体験が外に向けて出てくる時期でもあるからです。 その人が取り込んできた体験は当然周りからは見えませんので、その人の心のなかで何…

子どもの両親や学校に対する不満のはけ口

子どもは両親に対する不満や学校での不満をどこかで言いたいものです。 その役割が昔はじいちゃんやばあちゃん、あるいは親戚のおじさんやおばさんだった。 じいちゃんやばあちゃんのところへ行って、バーッと話して聞いてもらうと、ずいぶんと気持ちがおさ…

大人の説教に対して子どもが黙っているのは

親や大人が説教している際に子どもが黙っているのは、たとえば、「どうせ本当のことを言っても信じてもらえないだろう」と子どもが考えていたりするからです。 大人は大人の言うことしか信じてなくて、子どもの言うことなんかいい加減にしか聞いてない、と多…

子どもが無茶苦茶なことをやったり言ったりする

歳をとってきますと、ほとんどの人はだんだんと頭がかたくなってきます。 それを若い人からみますと、ずいぶんと古い考え方をしていると感じられますから、それで歳をいった人に対して反論したり反発したりすることになります。 とくに子どもからすると、家…

子どもが落ち着きがない、むちゃくちゃする

子どもが学校で落ち着きがないとか、じっとしていられない、あるいは、むちゃくちゃな行動をする場合に、すぐに多動症だとか注意欠陥だといわれることがありますが、そうした安易な決めつけは避けなければなりません。 子どもには一人ひとりいろいろな特徴が…

子が「自分は愛されている」と感じられる親子関係

子どもはどんな状況でも、「自分は親から愛されているんだ」と感じられることが必要です。 たとえ子どもが悪さをしたときでも、子どもが親の愛情を感じられるようにしてあげると理想的です。

お父さんが自身を語ることで家庭の状況が変わる

お父さんが優しくなり愛情を表現できるようになると、お母さんがイライラしなくなり不満も出なくなります。 お母さんが家でゆったり平穏に過ごせるようになると、子どもに対して優しく接することができるようになり、子どもは親の顔色や声色を気にしないで、…

子育てに大切なのは子どもと対話すること

子育てに大切なのは、子どもときちんと対話することです。 自身の子は唯一無二の存在ですから、どこかの雑誌や本に載っている記事を読んで、「これはいいことが書かれてあった」なんて思って、同じことを自分の子どもにやっても上手くいくはずありません。 …