体調不良・不定愁訴
症状には、それが出ている理由があります。 「その理由が何かを知りたい」という探求欲のある人と、「そんな理由などどうでもいいから薬で症状を早く抑えたい」という人がおられます。 彼らは神経発達による意識構造が異なります。 探求欲が見られる場合、そ…
自身の精神の具合が悪いことを早めに自覚し、早めに専門家に相談することが大切です。 精神の具合が悪いというのは、情緒が不安定とか鬱っぽいというだけでなく、自身のしている行動がおかしいと気づいたり、突飛な考えが浮かんでくるといったことも含まれま…
ストレスを感じている状態が続きますと、心身の具合が悪くなってきます。 ですので、しんどさを軽減するためにも、話をしにいらしてください。 じっくりお聴きします。
仕事が楽しい人にとって忙しいほど快感を感じます。 日本人にとって、そもそも仕事と休みの境界が曖昧ですから、仕事をしているんだか休んでいるんだかわからない人がたくさんいます。 欧米人はその境界がはっきりしていて、ワークとホリデイを明確に分けま…
心身の具合が悪くなりますと、どうしても私たちは原因を追究したくなります。 そして検査などをして原因が判明すると、「このせいでこうなっていたんだ」と言いたくなる。 原因が明確になれば不安が減りますし、治す方法も見つけやすくなりますから、そうし…
つらい時や困った時に人に相談をするのは、それらに対処する目的もありますが、もう一つには孤独化を防ぐ目的もあります。 一人で悩みを抱えていると精神的な孤独に陥り、私は一人ぼっちだとか、誰も助けれくれない、わかってくれる人がいない、といった精神…
周りにいる人たちとの味方意識が失われると、精神状態や体調が悪くなります。 その状態は「話せる人」を失っているとも言えます。 ですから、いつでも話せる人がいる状態が確保されると、安心感や安堵感が生まれてきて、精神状態や体調が回復してきます。 そ…
感情や気分を極端にコントロールしようとすることは、身体の調節機能を乱すことにつながります。 それによって身体に痛みが生じたり、具合が悪くなったりすることがあります。 また人によっては精神状態を悪化させることもあります。
ストレスで心身の具合が悪かったり、症状が出ている場合にはご相談ください。 まずはじっくりお話をお聴きします。
頭のなかが霧(きり)がかかったような感じであったり、もやもやスッキリしない感じでしたら、ご相談ください。
低体温であるがゆえに免疫力が低く、それゆえに病気をしやすい人も少なくありません。 この低体温になる要因の一つは過度にストレスを感じていることです。 仕事や家庭のストレスもあるでしょうし、あるいは自分が育った家庭環境や、育てられ方について親に…
女の人のなかには40歳を過ぎた頃から無気力になってきて、家事ができないとか、今まで何気なくできていたことができなくなったりします。 これは学生の頃の無気力とは異なって、すべてに対して無気力になるのではなく、仕事などはできるのですが、家の中のこ…
「勝つぞ、勝つぞ」という精神でいると、周りが競争の世界に変わります。 そうすると常に競り合っていて気持ちが休まりません。 それゆえ、人によっては身体に痛みが出てきたり、食欲が低下したり不眠症になる人もいます。 かといって、競争から降りてしまう…
体の具合が悪く、食欲がない、という場合にはおっしゃってください。
心身があまりにも辛い状態になってきますと、人の生体は自分の生命を守るように動き出しますから、身体の活動を低下させることがあります。 女性の場合はあからさまに肌の状態が悪くなったり、生理が止まったりします。
この食べ物が体に良いといわれるとそればかり食べたり、この食べ物が体に良くないといわれると、それを食べるのをスパッとやめたりする。 テレビ番組や本の影響を強く受けている人に多いですが、そういう「良いか悪いか」でしか考えない極端な考え方や、強迫…
職場に行くのがつらい、あるいは、つらくて職場に行かれないということでしたら、ご相談ください。そういう場合は圧力や焦りなど様々な気持ちが負担になっていることが多いですから、ご自身の状態を知るためにも、語りにいらしてください。
ゆとりがなくなってくると精神が不安定になります。 そういう状態になると人によっては症状が出たりしますので、ゆったりとした生き方をするように心がけるといいでしょう。
心身の具合の良し悪しには心理的、精神的なものが関与しています。 たとえば「嫌だと感じている感情」や「つらいと感じている感情」が身体の機能に影響を与え、そのつり合いが崩れて具合が悪くなっていたりします。 そもそも、心理的なものや精神的なものと…
私たちは人に「相手にされていない」と感じるだけで心身の具合が悪くなります。たかが相手にされないというだけですけれど、それはものすごく大きな影響を及ぼします。 逆に、相手にされること、言い換えれば自分は関心をもたれていると感じられると心身の具…
私たちは感情を言葉で表現できますが、身体も感情を表現します。もちろん、言葉では表現しませんが作用や症状でもって表現します。 たとえば腸は感情をわかりやすい形であらわします。緊張や不安が続けば下痢になる人もおられますし、イライラが続けば便秘に…
頑張って、さらに頑張って、「この大変さや苦しさを乗り越えていくことが大事なんだ」と考えていて、さらに「頑張ることが自分のすべきことなんだ」と考えていて、頑張ることをやめない。 生きる価値は頑張ることにあると考えていると、このようになりがちで…
仕事をしていることが何よりも楽しいという人も多いと思います。 そういう人は体調を崩しても頑張り続けたりします。 頑張って頑張って目標を達成したり、人に喜んでもらったりすることがめちゃくちゃ楽しいのです。 だから休むということをまずしない。 と…
自分で気づけているストレス、たとえば仕事がつらいとか恋愛や家庭が大変だとか自覚できている場合、心身に症状が出たり病気になったとしても、どうして自分がそうなったかをだいたい理解できます。 ところが、たとえば相手のことを好きで好きで仕方がないと…
感受性が強ければ、あるいは強い状態になっていますと、人の言葉や行動から、また身近な環境からたくさんの「何か」を感じ取ることになります。 たとえば感受性の強くない人が、相手の言葉や行動をその言葉通り、行動通りにしか受け取らないところを、感受性…
ほとんどの人は、誰かと一緒にいないと孤独感におそわれるので、誰かと一緒に居たくなります。 人と一緒にいたいけれども、一緒にいると相手にとても気をつかってしまうとか、相手の機嫌をうかがってしまう人は、過剰に緊張した状態になりがちです。 神経が…
ある程度、年齢がいきますと、誰もに会いたくない気分になったり、あるいは人と話をしたくても都合よく話せる相手がいないことが多くなります。 それで人と会わずに家の中にずっといると、誰とも会話をしませんから気分も体調も悪くなってきます。 人と話さ…
栄養失調はほとんどの場合に自覚があります。 お腹がすいたと感じますし、空腹は耐えがたいですから。 ところが愛情失調は多くの場合、ほとんど自覚がありません。 愛情が足りてないとか寂しいと感じていたとしても、その感覚・知覚を無意識に抑えることがで…
頑張るのもいいですが、頑張ることは無理をすることですから、無理をして心身の具合を悪くしては元も子もありません。 頑張っている人のなかには、過去につらい体験をしてきたことから、頑張ることは当たり前といった精神が身についていて、頑張らないことは…