ビジネス・商売
「人生を変えたい人は私のセミナーを受けてください」、などと自身の商売の宣伝をしている人たちがおられます。 そういう宣伝をしている一方で、彼らは神社へ行っておみくじを引いて「今年も良いことがありますように!」などと願っていたりする。 面白いこ…
「人間関係がよくない」と言う若者のなかには、一般的な対人関係の仲の悪さではなくて、自身を護(まも)る術(すべ)を知らないがゆえに、人との関係がよくない若者がおります。 どうやって自身を護るのかを知らないので、不用意に自分をさらけ出してしまい…
昔は見世物小屋というのがありました。 珍しいものや奇異なものを目にさせる商売です。 テレビ番組には、その見世物小屋の一部を引き継いでいる部分がみられます。
一昔前は、大人社会に入れない若者という意味で、「ピーターパン・シンドローム」なんて言われたことがありましたが、今からみれば、家に帰ってきて何もせずにふんぞり返っている父親の方がよっぽど子どもだった、と認識されています。 以前は、大人が偉くて…
ビジネスには正解なんてないし、あったとしても一時的なものですぐに時代遅れになります。そのことは多くの人が分かっています。頭では。 正解がないから、みなさん頑張れるのでしょう。でも一方で、どこかに正解があるのではないか、と手探りしていたりもし…
昔は、「これをしないと成功(出世)しない」とか、「これをしないと不幸になる」などと、人々を不安がらせたり脅したりして、ある特定の集団に入らせたり、ある特定のセミナーを受けさせたりしていた組織がたくさん存在しました。 いまでも自己啓発などの形…
ビジネス雑誌や自己啓発本などにはよく、「成功者は決断力がある」などということが書かれています。 それを真に受けてしまうと、「私も決断力をつけなきゃ!」となりがちです。 しかし、そんなに自分を追い込む必要はありません。 決断力があるから人生がう…
近年また「幸せセミナー」なるものが増えているような気がします。 「このセミナーを受けて幸せをつかんでください」とか、「この引き寄せで幸せがやってきます」などととても怪しい。 悩んでいる人がすがりたくなる気持ちはわかるんですが、セミナーを受け…
ビジネスと呼ばれる世界のなかにおりますと、自分の感情を切ったり、人や環境との関係を切ったりすることが非常に多くなります。 そういうふうに日々を過ごしていると、人の情、たとえば愛情や優しさ、親切、ありがたみ、などといったものを感じることが難し…
ご存じのようにアメリカ大陸にはもともと先住民がいて、ヨーロッパ人がネイティブ・アメリカンをどんどん追いやって、自分たちの近代社会を築きあげていきました。 ところがその近代社会に行き詰まりが出てくると、今度は追いやったネイティブ・アメリカンの…
日々学ぶ意識をもっていることは素晴らしいですが、人と会うときに、常に相手から何かを得よう、何かを学ぼうという意識・態度でいると、相手からしてみると何か搾取されているような気持ちになってきます。 それが仕事の関係の人であればいいでしょうが、友…
ビジネスセミナーや自己啓発セミナー、あるいはコーチングなどで、とくに若い社会人向けにキャリアアップとかスキルアップとか、パーソナルブランディングといったようなことをしきりにうたっているのが見られます。 これらは、人が元々もっている「自分の価…