納得できる話をしましょう

脳神経から精神状態を理解する

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

みんなと同等であるべきという感覚

日本人は同等(平等ではない)意識が強いですから、どうしてもみんなと同じでないと気が済まないところがあります。 みんなが欲しがっているものを自分も欲しいと感じ、誰かが得をしたら自分も得をしたいと感じ、自動車のスピード違反で捕まったら、みんなも…

心理カウンセリングに来られる人たちの水準の高さ

心理療法や心理カウンセリングに来られる人たちは、世間ではコミュニケーション能力が低い人たちと思われていたりしますが、そんなことはありません。 むしろその逆で、コミュニケーション能力がとても高い人が多いです。 コミュニケーション能力の水準がと…

容姿を華美にすることに興味関心がいきすぎて恋愛ができない

恋愛が生じるには、互いに相手への興味関心があることが前提です。言い換えれば、発情していることが必要です。 ですから、私は人に対して興味関心があまりないけれども、相手からは私に対して興味関心をもって愛してほしいという態度では恋愛は生じません。…

生きる活力が希薄でみんなと一緒に楽しめない

生まれながらにしてかどうか分かりませんが、生きる方向の活力が希薄な人というのも、多くおられるのだろう、と私はよく思います。 何があったわけでもないけれど、生きる方向の活力が希薄であるがゆえに、世の中を冷めた感じで見てしまい、みんなと一緒にな…

旦那に不満を感じていて文句を言いたい時に

旦那に不満を感じていて文句を言いたい時には、話しにいらしてください。

自分の弱み(恥ずかしさ)を隠そうとして疲れる

自分の弱み(恥ずかしいと感じていること)を隠して、見せないように見せないようにしているとすごく疲れます。 たとえばそれは、頭の悪さ、どもり、体形、顔の悩み、家族の問題などが挙げられます。 家からいったん外に出れば、みんなの視線や意見を気にす…

人にとっての困難を理解する

ある人にとっての困難というものは、その人の生きがいになっていることもあります。困難のなかにいるから生きていられたりします。 だからそれを取り除いてしまうと、死にたくなってしまうことだってあります。 困難がありすぎると苦しくて死にたくなること…

コミュニケーションをとりすぎて問題が生じる

人とコミュニケーションをとることは大切なことではありますけれども、コミュニケーションをとりすぎることはかえって問題が生じます。 人とのやり取りも程ほどが良いのでして、それが密になりすぎると言い争いやトラブルも生じやすくなります。

ビジネスに正解は無いので成功事例に感激して踊らされない

ビジネスには正解なんてないし、あったとしても一時的なものですぐに時代遅れになります。そのことは多くの人が分かっています。頭では。 正解がないから、みなさん頑張れるのでしょう。でも一方で、どこかに正解があるのではないか、と手探りしていたりもし…

子どもに対する親の説教がましさ

自分の子どもに対して、親自身がしてきたような同じ過ちを犯してほしくないと望んでいる親もいます 失敗をたくさんして色々と経験を積みなさい、というようには考えられない親もいます。 また子どもには、自身の力で生きていかれるしっかりとした大人になっ…

ノイローゼ(神経症)の症状は様々な形で出てくる

ノイローゼ(神経症)をおおざっぱに言いますと、意識状態がごちゃごちゃになって不安や恐怖があふれ出し、それで緊張が引き起こされ、心身や精神がおかしくなっていると感じられる状態です。 ノイローゼ(神経症)という名称は様々な症状や状態の総称のよう…

人間(人類)中心的な考え

自己中心的ではない人でも、人間(人類)中心的な考えになっていることは多いです。

人格の問題と「自分は正しくて世の中は間違ってる」主張

人格(パーソナリティ)に問題を抱えている時期には、だいたい「自分は正しくて世の中は間違っている」と主張していたりします。 「世の中はおかしい」とか「世も末(すえ)だ」とか「ろくでもない奴が多い」などと言うことが多くみられます。 その内容は結…

人に教えてあげたい時は自分が何もわかっていない時

「人に教えてあげたい」とか、「人にわからせてあげたい」という欲望が過度に生じるときは、まず「自分はまだ何も知っていない」「自分はまだ何もわかっていない」ことを自身に教えるのがよいでしょう。 とは言いつつも、それが非常に難しいのですが。

引き寄せられるものは本人と同じ水準のもの

「引き寄せた」などと喜んでいる人をときどき見かけます。 あたかも素晴らしいもの(者、モノ)を引き寄せたかのような発言ですが、引き寄せることができるものは、あるいは本人が引き寄せたと勝手に思い込んでいるものは、現時点の本人と同じ水準のものに限…

いまの人たちはメンタルが弱い、という意見

「いまの人たちはメンタルが弱い」などと言われることがありますが、昔からずっと人間はたいして変わっていません。 いまの人たちに対して「メンタルが弱い」と感じるのは、自分が歳をとって図太く厚かましくなったから、そう感じるだけのことです。 ですか…

メンタル不調といって悪いもの扱いすることが問題

ちょっとしたことで「メンタル不調」という表現が使われるのをよく耳にします。 「メンタル不調」という表現をつかう人たちは、不調を良くないもの、悪いものと捉えているようです。 だからこそ、治すべきだと考えることになります。 しかし、精神が不調をき…

わがままな人の心の奥

「わがままな人」といいますと、自己中心的な見方で、自分勝手なことを言ったりやったりする人のことを思い浮かべます。 ところが、そういう人の心の奥をよくみてみますと、そうじゃないことがわかってきます。 自分自身に対する評価が低く、「誰も自分のこ…

繊細で敏感な男性、勝ち気で迫力のある女性

男性はガサツな人のほうが多いですから、繊細で敏感な男性は目立ちます。 そうすると周りの人から、精神的に弱々しいとか神経質とか言われがちで、なかなかその人の本質を理解してもらえることは少ないです。 繊細で敏感な男性からすると、多くの男性の性質…

繊細な人は自身をわかっているが、鈍感・大雑把な人は

繊細な人は自身が繊細であることをわかっています。 なぜなら、細やかに自分自身を感じとることができるからです。 しかし鈍感・大雑把な人は、自分が鈍感で大雑把であることをあまりわかっていません。 自分が鈍感で大雑把だとわかっていると自ら言う人でも…

話せる人がいることで安堵感が生まれる

周りにいる人たちとの味方意識が失われると、精神状態や体調が悪くなります。 その状態は「話せる人」を失っているとも言えます。 ですから、いつでも話せる人がいる状態が確保されると、安心感や安堵感が生まれてきて、精神状態や体調が回復してきます。 そ…

話す縁があっても相性が合わなければ話を続けない

関東の人は、お店で品物を買って、その品物が良くなかったら文句を言うことなく、次からそのお店に行かなくなる。 関西の人は、そうではなく、わざわざ文句を言いに行く。 そんなことが昔から言われていますが、人間関係において、初めての人と話す縁があっ…

親への文句が減り、感謝する面が思い出される

親への不満は多くの人が自身の内に抱えています。 普段の生活ではそういう不満は人に話しませんから外からはわかりませんが、内には不満があります。 なぜそういうことが言えるかというと、心理カウンセリングの場では親への文句がよく出てくるからです。 「…

自己像の「枠」の内側で自分を変えているにすぎない

多くの人が自分を変えようと色々試みて、「こうやって変えて、ああやって変えて・・・」とやっていますが、なかなか変わりません。 というのも、これが自分であるという自己像の「枠」の内側で、自身の考えを変えたり行動を変えたりしているだけなので、自己像…

病んでいる人のつらさを聴き、理解に努めて治していく

心を病んでいる人が来られた場合、心理療法では、その人の○○病というものを治すのではなく、その人の状態・全体を診て治していきます。 その人が現在どういう精神状態であるのか、どのような心理でいるのか、何が必要であるのかをその都度判断しながら何をす…

会う人によって性格を変えている

「私の性格は○○だ」などと分かったようになっている人もいるかもしれません。 しかし、私たちは会う相手によってそれぞれに性格を変えていたりします。 大幅に変えることはありませんが、ただ、ちょっとした差があります。 これは、人によって対応を変えるの…

リストカットの意味の一つは罪悪感の「切り離し」

リストカットという自傷行為には様々な意味があります。その意味の一つに「切り離し」があります。 悪の人格部分や罪悪感が過剰に生じる場合には、それらを自身のなかから消そうとすることがよくみられます。 ただ、実際に消すことはできないので、通常は何…

私の劣等感を誰も気にしていない

自身が抱えている劣等感について、他人はまったくと言っていいほど気にしていません。 他人はまったく気にしていないのに、本人だけが悩み苦しんでいます。 だから、そのうちハッと気づく時がきて、「なんで私はこんな些細なことを気に病んでいたんだろう。…

自然や野生動物との接し方を知らず、危険を感知できない

都会や街の暮らしが広がり、そこに住む期間が長いせいで、自然のなかで、あるいは自然を身近で暮らしたことがない人が非常に多くなりました。 それゆえ、自然との接し方も野生動物との接し方もまったく知らないで育っているせいで、身の危険を感知したり、恐…

「男運がない」のは運がないのではない

「男運がない」という言葉が使われることがありますが、それは運がないのではありません。 本人にとって何らかの理由で、その男女関係が必要であったり、その体験が必要であったりします。 それで本人の無自覚の態度やら言動やらで、そういう相手(男)を引…