「テレビをつけても暗いニュースばかり」と昔からよく言われます。
それはニュースを流す側の人たちに問題があるのはもちろんですが、ニュースを見る側の人たちにも問題があります。
見る側の人たちが強烈な衝撃性のある事件や非日常的な出来事といったものにばかりに興味を示すから、テレビのニュースの内容がそういうふうになっています。
たとえば、「どこかの中学生が県大会で優勝した」とか、「隣の娘さんが結婚しました」なんてニュースが流れても誰も興味をもたないでしょう。
それゆえ、ニュースが犯罪とかそういった内容ばかりになってしまうのですから、ほとんどの人がそうしたニュースに興味をもたず、テレビの電源をつけずに見なければいいのです。
そうすればニュースで流れる内容も変わってきます。