ある人にとっての困難というものは、その人の生きがいになっていることもあります。困難のなかにいるから生きていられたりします。
だからそれを取り除いてしまうと、死にたくなってしまうことだってあります。
困難がありすぎると苦しくて死にたくなることがありますが、、困難がなくなっても困るのです。ですから困難を取り扱うのは難しいのです。
困難は、悪いものだからそれを取り除けば良くなる、といった判断ができるほど単純なものではありません。
現在の日本はとても便利で快適そして安全ですから、楽して生きようとすればそれなりの生活ができます。
それゆえ真剣にぶつかっていく困難がなくて、生きている意義がわからなくなってしまうこともあります。