私たちの欲求は色々あり、睡眠欲や性欲などがありますが、「何が自分に足りていないか」ということはよく分かります。
たとえば睡眠が足りていない時は「寝たい!」と感じますし、性が足りていない時は「抱きたい!」「抱かれたい!」と感じます。
そして「愛情が足りていない」ということも、またよくわかります。
でも大抵、別の欲求を満たすことで愛情の欲求を我慢してしまいます。
たとえば食欲や物欲などです。
なぜなら、愛情は相手がいることなのですぐには手に入らないですし、特定の人に向かって「愛情をください」とは言えないですから。
食べ物であればお金さえ払えば美味しい料理を食べられますし、物品でしたらお金さえ払えば素敵な物を手に入れて自分のものにできます。
しかし、愛情は簡単に手に入らないので、だからこそ別なもので一時的に代理満足させるわけですけど、でも、やっぱり愛情を欲している気持ちは別の形をとって普段の言動のなかに表れてきます。