攻撃性を外に向けて出し続けていると、たとえば人や世の中に対する文句を言ったり挑発したりしていると、それは後々自分に返ってきて、自分が文句を言われる立場になったり、周りの人から相手にされない状況になったりします。
文句や挑発といっても、本人にしてみれば正しいことを貫いているだけであって、周りに攻撃性を振りまいているとは全く認識していません。
ですから、なぜ自分が人から冷たくされるのか理解できないですし、理解できないがゆえに、自分を悪く言う人たちをけなすという循環をつくってしまいます。
だからといって、そういう人たちを責めるわけにもいきません。
なぜなら、こうした人は人格の形成過程で問題を抱えているからです。
問題を指摘して諭そうとすればするほど、本人の攻撃性を増大させることになります。