相手のことを心底配慮してしまう人は、相手のことを考えているだけでヘトヘトに疲れ切ってしまいます。
たとえば、私がこれを言ったら相手はどういう気持ちになり、どう反応するだろうかとか、私がこれをしたら相手がどういう態度をとるだろうかといったことを、先に先にと進めて考えるためです。
だからその配慮や心配から、現実には何もできなくなってしまうことが多くなりがちです。
相手からすると「何もしてくれてないじゃないか!」と感じることになるのですが、本人からすると「あなたのためにものすごく色々と考え、気をつかっている」という思いでいます。