納得できる話をしましょう

脳神経から精神状態を理解する

頑張り・努力

自分をわかってもらうために無自覚の努力をしている

人は自分のことをわかってもらうために 、自覚のない努力をどれほどしているかわからない程です。 周りの人から見て痛々しいほどの無理をしている人もおられます。 でもその一方で、そんな簡単に自分をわかってもらいたくないとも感じています。

頑張りたければ自分が頑張ればいい

頑張るのはいいのですが、「私は頑張っている」と心の中で感じている人ほど、たいてい相手にも頑張りを要求し、厳しいことを言ってたりします。 頑張りたいのなら、自分が頑張ればいいのです。相手ではありません。 相手にも頑張ることを強要していたら、な…

「頑張って」という言葉に意味がなくなっている

多くの人が言う「頑張って」という言葉は、ほとんど意味をもっていません。 なにかにつけ、すぐに「頑張って」という言葉だけが口から出てくるだけであり、相手に対して「本当に頑張っていただきたい」という感じはなくなっています。 「最近どう?」という…

努力してできることとできないこと

努力してできることもあれば、努力してもできないことがあります。

強すぎる自己義務感による不健康

自分を甘えさせることができなくて辛(つら)くなってしまう、という人はとても多くみられます。 どうしても自分に厳しくしてしまい、これをやり遂げなければ自分の価値はない、とか、結果を出すまで頑張り続ける、といったような傾向があります。 もちろん…

自分の様々な状態を表す無気力

無気力といっても様々です。 頑張りすぎて活力がでなくなってしまった状態の無気力や、人に気を遣いすぎて疲労困憊している状態の無気力や、目標が無くなってしまって生じる無気力や、今まで生きてきた生き方が通用しなくなったことへの自信喪失からくる無気…

相手を変えるにはまず自分から、といっても…

「相手を変えるには、まず自分から」というのは、相手の対応や周りの状況をつくっているのは自分だから、その自分が変われば相手も変わる、ということです。 たしかにその通りでしょうし、ほとんどの人がそれをわかっていると思うのですが、しかし、なかなか…

「努力すれば夢は叶う」、「努力だけでは道は開けない」

「努力すれば夢は叶う」と言われますと、頑張ればなんとなく願望を達成できそうな気分になります。一方で、「努力だけでは道は開けない」と言われますと、現実をきちんとみていけば、確かにそんな気持ちになります。 どちらが正しいかと言われれば、それは場…

「一将功成りて万骨枯る」という諺(ことわざ)

「一将功成りて万骨枯る」。この諺(ことわざ)を身にしみている人も多いかもしれません。 一人の将軍の輝かしい功績の陰には、多くの兵士の犠牲があるのでして、現代においても、誰かが名を馳せたり、誰かが褒め称えられたその陰には、必ず、非常に多くの努…

立派な人格者を目指すことによる怒り、悪態

“立派な人”になろうと努力し続けたり、“すばらしい人格者”になろうと向上し続けることで、怒(いか)る素(もと)やイライラする素が作られていたりします。 また、相手に対して嫌がらせや悪態が出てしまう素が作られていたりします。

カリカリ苛立つことによる身体の不調

カリカリする苛立ちも身体の状態に大きな影響を与えます。 仕事や家事をもっと頑張らなくちゃとか、もっと自分を向上させなきゃとか、そういうふうにいつも自分を急かすことによって、気づいている以上にカリカリしています。 そしてそれが持続されるのに伴…

頑張ることや踏ん張ることが人生の目的

頑張ることや踏ん張ることが人生の目的になっている人もおられます。 こうなると人生を楽しむよりも苦行に近くなりますから、人に対してイライラすることが多くなったり、反動として衝動的行動が出たりします。

トラウマを抱えている人の頑張りと虚しさ

過去に生じたトラウマを抱えてきている人は、その時からこれまでずーっと頑張ってきていることがみられます。 なぜなら、頑張ることが自身の精神を支えるものであるからです。 ですから日常生活でも仕事でも自身に厳しくして努力していたり、さまざまなこと…

頑張ることは無理をすることである

頑張るのもいいですが、頑張ることは無理をすることですから、無理をして心身の具合を悪くしては元も子もありません。 頑張っている人のなかには、過去につらい体験をしてきたことから、頑張ることは当たり前といった精神が身についていて、頑張らないことは…