納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

言葉

言葉でうまく表現できないゆえの症状

自身の感情や思いを言葉でうまく表現できない人(子どもを含む)もいます。 言語での表現が苦手な人は、不満や鬱憤が溜まりやすく、また身体に負担がかかりやすい。 それゆえ、落ち着きがない人もいれば、怒りやすい人もいますし、幼少期から病弱な人もいま…

感情を言葉で表現するのが苦手

自身の感情を言葉にするのが上手な人もいれば、それがうまくできない人もいます。 うまく表現できない人が感じている「もどかしさ」は計り知れないくらいのものです。

遅れが顕著なのが発達障害

同じ年齢、たとえば10歳同士であれば男の子よりも女の子のほうが、肉体的にも精神的に成熟度が高い。 女の子のほうが早く成熟し、男の子のほうが遅れます。 これはほとんどの人が知っていると思います。 理由は生殖に関わることだろうと思われますが、確かな…

しょうがない時もあるさ

知り合いの外国人が「日本語の「しょうがない」という言葉はいい言葉だね」と話したことがあります。 「単に諦めるのでもなく、無理して明るく振る舞うのでもなく、ダメなときはダメでいいじゃないか、そんな時もあるさ、というような感じがいいんだ」って言…

相手の発言を言葉通りに受け取ることも大事

人に対して過敏状態になっている場合、相手が言ったことを深読みしたり、いろいろと勘ぐってしまうせいで、相手との関係がうまくいかなくなります。 相手の言った言葉の裏にあるものを読み取ることも大事ですが、相手の発言をそのまま言葉通りに受け取ること…

言いたいことをはっきり言う人同士が集まる

言いたいことをはっきり言う人のところには、同じように言いたいことをはっきり言う人が集まってきます。 そういう人たちは白黒つける言い方をしますから表現がきつくなりがちです。 だから相手から何か言われたときに、「なんで私がこんなきつく言われなき…

言葉に重みをもたせる

公の場において、感じたことをそのまま口に出してしまうと、それは「言葉が軽い」ということになります。 インターネットとかでも、多くの人が自身のいまの感情や思考をサッと書き込みますから、すごく軽い言葉になっています。 言葉を考えて考えて選んで発…

相手に自分をうまく伝えられないストレスと怒り

自身の感情を言葉できちんと表現するのは、自身が考えている以上に難しいものです。 私はいまこういう感情なんだということを相手に伝える時に、言葉にするとその感情の半分もあらわせない、いや、3割くらいしかあらわせなかったりする。 そうなると、言葉に…

感情や感覚を言葉にして伝えられるうれしさ

自身が感じている感情や感覚を言葉で表現できないのはつらいことです。 自分が今どんな感情や感覚なのかを人に伝えられないのですからもどかしく、人にわかってもらうことがきないので一人で抱えるしかなくなり、孤独を感じやすくなります。 一方で、感情や…

マイノリティという言葉の安易な使用

私たち人間は一人ひとり異なっています。 同じ種なので皆同じように扱いがちですが、個人個人それぞれ違う存在です。 だからこそ互いに尊重し合い、認め合い、理解し合っていくことが大切です。 それゆえ「マイノリティ(社会的少数派)」という考えを安易に…

表現できない感覚を言葉にして理解する

自分のなかにある“なんとも表現できない感覚”を、言葉にして理解したい場合はご相談ください。

悩みを言語化できない

悩んでいることは確かなのだが、どうして自分は悩んでいるのか言語化できない場合は、私のところにいらしてください。

「~すぎる」とか「~しかない」といった極端な言葉づかい

「~すぎる」とか「~しかない」といった極端な言葉づかいをする人が多くみられます。 そうした極端な言葉づかいは、世間に影響されやすい傾向があることを示すとともに、本人の激しい気分の変調を表わすものでもあります。

よくわからずに使っている「二つ並べた言葉」

愛と勇気、心と体、美と健康、恋と友情、こうした「二つ並べた言葉」を使う表現法が昔からありますが、これらがどうして並んでいるのかよく分からずに使っている場合がほとんどです。

客観の意味はわかるが、主観をわかっていない

私たちは「自分を客観視できるようになりなさい」とか、「状況を客観的に見れるようになりなさい」と言われて育ってきます。 それゆえ、客観の意味はだいたいわかっています。 ところが、主観視するとか、主観的に見るということを真剣に考えたことがないの…

「○○すぎる」という言葉を多用する人

「○○すぎる」という言葉を多用する人は、ご自身の心が安らげるように専門家に気持ちを聴いてもらうといいと思います。

「私の哲学」という言い方

「私の哲学」などと安易に使うことが多い「哲学」という言葉ですが、俗的に使われている意味は、単なる「考え」や「方針」という意味でしょう。 「私の考えは」と言いたい時に、格好つけて「私の哲学は」なんて言い方をする。 哲学は自分の考えをまず否定す…

参加するのに「参戦する」という言葉を使う

何かの集まりに「参加する」ことについて、「参戦する」という言葉に替える人がおられます。 参加したり集まったりするだけなのに、戦うわけでもないのに「参戦する」という言葉を使う。 現代の人の精神状態がこういうところにもみてとれます。

「魔法の言葉」という言い回し

「魔法の言葉」という言い回しを使う人が時折おられます。「魔法の言葉」を使えば人を上手く動かせると思っているのでしょう。 でも魔法をかけたら、いずれは解かなければなりません。しかし魔法を解いたときにどうなるかを考えることはまず無いのではないで…

「鬼」という言葉が使われ、そして「神」という言葉が使われ始めた

以前、世間で「鬼」という言葉が使われ出しました。 それは私たちの心のなかに「鬼」がいなくなったらかもしれません。 そして、近頃は世間で「神」という言葉が使われ出しました。 それはもしかしたら私たちの心のなかに「神」がいなくなったからかもしれま…

ただ言いたかっただけ、という時

人は、ただ言いたかっただけ、という時もあります。 本心からそう思っているのではなく、ただその言葉を口から出したかったという時が。

「自己顕示欲」や「自己承認欲求」といった言葉を使いたがる

「自己顕示欲」や「自己承認欲求」といった専門的な言葉が一般にも普及すると、問題が生じるのは世の常です。 自慢など自分の良い部分だけをひけらかすことは精神的に未熟なことにもかかわらず、「自己顕示欲や自己承認欲求だから許して」と言って開き直る人…

世間の「ポジティブになろう」という発言の中身

多くの人が言う「ポジティブになろう」という発言の中身は、明るく楽しく前向きに生きることが良いことだ、という“だけ”のものです。 そういう薄っぺらいポジティブは、その陰に隠れている問題を考えずに過ごそうとしたり、嫌な面を見ずに済ませようとするも…

今まで知らなかった言葉を知ると相手に使いたくなる

私たちは「ある単語」や「ある言葉」を知ると、その単語を使いたくなります。 たとえば、他人が「こんな症状で悩んでいる」とか言っているのを聞くと、「それはうつ病というものだよ」と言いたくなったりする。 相手の問題を本当のところは理解していないの…

中身のない無理をしている感じの挨拶言葉に薄っぺらさを感じる

「今日も明るく元気に」とか「楽しい週末を」とか、「ハッピーに生きよう」とか、そういう“中身のない”“無理をしている感じ”の挨拶言葉は、人間の深い部分をみている人にとっては薄っぺらく感じます。

「頑張って」という言葉に意味がなくなっている

多くの人が言う「頑張って」という言葉は、ほとんど意味をもっていません。 なにかにつけ、すぐに「頑張って」という言葉だけが口から出てくるだけであり、相手に対して「本当に頑張っていただきたい」という感じはなくなっています。 「最近どう?」という…

はっきりものを言う性格と攻撃性

人は攻撃性や破壊性をもっています。 しかし多くの人は自分のなかに攻撃性や破壊性があることを認めたくないものです。 たとえば、人にはっきりものを言う傾向がある場合、その「はっきり言う」行為は攻撃性や破壊性を含んでいたりします。 ところが本人から…

どんなことで自分が評価・判断されるか理屈ではわかっている

私たちは自分のことを相手に知ってほしいという気持ちがあるために、なんらかの仕方で自分を表現します。 たとえば、自分のしてきたことを言葉で伝えたり、服装や髪型などの格好や見た目で表現したり、または、言葉づかいや態度といった「品(ひん)」で表現…

ひとこと余計に言ってしまう

「あそこで一言余計なことを言わなければ、言い合いにならずに済んだのに」と後から感じることが結構あるかもしれません。 相手の話を聞いていて、あるいはSNSに書かれたことを見て、言わなくていいことをパッと言ってしまう。 一言多く言ってしまう。 たい…

人の言葉には様々な意味や意図が含まれている

人の言葉には様々な意味や意図が含まれていますから、相手が口に出した言葉をそのまま受け取ってしまうと、こちらが傷ついたりしますし、かといって、あんまり勘繰りすぎると不安になってしまいます。