納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

精神世界・心の世界

世俗的な祭りを好む人の性質傾向

世俗的な祭り、あるいはお祭り騒ぎを好む人たちの中には、短気で多動、また衝動的であり、繊細に振る舞うことが難しい人がみられます。 科学的、合理的な考え方が苦手であり、きちんと深く考えるという行為が難しい人もいます。

生きている実感を得るのは重要らしい

生きている実感を得るのは、人にとって重要なことらしい。 無難に生きている間は、過剰な刺激を得なくても、楽しめる程度の刺激を得ていれば、生きている実感を得られます。 ですから楽しめる以上のことをしません。 仕事は大変だけどやりがいがある、といっ…

人生は一度きりだから楽しむという考え

「人生一度きり。だから思いっきり楽しむ!」という発言をする人が増えたような感じがします。 「人生一度きり」という考えは再び近年に出てきました。 以前は、人は生まれ変わって何度も繰り返すという考えや、天国あるいは地獄に行ってそこで暮らすという…

心に流れる内的時間

外的時間と内的時間というのがあります。 外的時間というのは、人類が使っている地球時間のことです。皆さんが持っている時計で見られる時間のことです。 内的時間というのは、心(精神)に流れる時間のことです。体内時間(体内時計)のことではありません…

治療ではうさんくささを感じ、商品では魅力を感じる「呪術・魔法」

病気を治すにあたって、医師や心理療法家が「呪術」という言葉を使うと、それこそ、うさんくさい、ばかばかしい、オカルト、いんちき、と感じる人がほぼ全員でしょう。 しかし他方で、世の中には「魔法の○○」とか「奇跡の○○」とか、「伝説の○○」とか「幻の○○…

パワースポットという言葉を多用する背景

多くの人が「パワースポット」といわれるモノに惹かれたり、「パワースポット」という言葉を様々なモノに多用する背景には、精神的に頼れる存在を見つけられないことが一つに挙げられます。 昔は先祖であり、家系であり、先人たちを敬う宗教があり、それが心…

感性が高まるにつれて精神は不安定になる

感性が高まればそれに伴って精神は鋭敏になり、不安定になっていきます。

ネイティブ・アメリカンの知恵と仏教の知恵

ご存じのようにアメリカ大陸にはもともと先住民がいて、ヨーロッパ人がネイティブ・アメリカンをどんどん追いやって、自分たちの近代社会を築きあげていきました。 ところがその近代社会に行き詰まりが出てくると、今度は追いやったネイティブ・アメリカンの…

深く悩んでいる人は他人になかなか理解されない

深く悩んでいるときは意識が自分の内面に向っていますから、心や精神の世界に入り込みやすくなります。 心や精神の世界は現実の世界とは異なりますから、向こうの世界の話をこの社会で普通に暮らしている人にしても話がかみ合いません。 それゆえ、深く悩ん…

オイゲン・ヘリゲル『日本の弓術』を読む

外国人が「日本人ならこの本を読むべきである」と言うのが、オイゲン・ヘリゲルの『日本の弓術』という本です。 弓術(弓道)といえば、誰でも「弓で的を射るもの」と考えます。 「的を射る」行為をするものと考えます。 ところが弓術の師範は「そうではない…

感受性の強さと身体症状

感受性が強い場合、本人が感じたものを身体に症状として出しやすい人もいます。

精神が不安定な状態で生じる極端な言動とこだわり

精神が不安定になっていると、言い換えれば、精神の世界に少し足が入っていると、向こうの世界とこちらの現実の世界を行き来するようになるので言動が極端になりがちです。 しかし本人にとっては必死で自我を保とう、自分の意識をしっかりしようとして、それ…

自分の内に深く潜ってさまよい、また現実に戻ってくる

何かでひどく悩んでいる間は「どうしたらいいんだろう」といった気分になります。 それは、自分の内の深い部分までずーっと潜っていって、よくわからない世界に紛れ込んで、一人さまよっているような状態です。 時にはその中で溺れているような、時には閉じ…