納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

神経症

ワーカホリックの人たちの休日は神経症ぎみ

ワーカホリック(仕事中毒)の人は、仕事をするのが生きがい、唯一の関心事になっていますから、休日になると何もすることがなく、何をしてよいかわかなくて落ち着きません。 人によっては、何もしていない自分は価値のない役立たずな人なのではないかと考え…

自制心の強い人が心の病や腰痛になる

心の病になる人の多くは、自身を律する精神力がとても強い。 自身を踏ん張らせたり、無理をさせたり、我慢させたり、頑張らせたりします。 自身に対する制御力が強大です。 その強大な制御力は自らを苦しめるにいたるほどです。 過剰に責任を背負い込んだり…

人を学び知ると苛立ちも減る

人というものを、もっとよく学び知ると、いら立つことも減ってきます。

様々なことに悩んでしまい時間がもったいない

悩んでいる時間がもったいないと感じられるほど、さまざまなことに悩んでしまう人もおられます。 だったら悩まず行動に移せばいいと頭ではわかっているのですが、そのことでもまた悩んでしまいます。

自動車のドアを何度も開け閉めする強迫性障害

自動車を乗り降りする際にドアを何度も開け閉めしないと気が済まない、またはドアが閉まっているかどうか何度も開け閉めして確認しないと気が済まない、というのは強迫性障害(強迫神経症)である可能性があります。 軽度の場合は、ドアの開け閉めを必要以上…

こんな大学に入学したくなかったという感情

「いま通っている大学には興味がなく、もっといい大学に入りたかった」という不本意な感情をもっている学生は、どこの大学にもみられます。 いわゆる「不本意入学」と呼ばれるものです。 好きでもない大学に入学してしまったから、早めに辞めて、別の大学に…

心の機能(働き)を回復させる

医療・治療によって身体の機能(働き)を回復させるのと同様に、心理療法・心理カウンセリングによって心の機能(働き)を回復させることができたりします。 たとえば神経症は自己免疫疾患のように、心の自己防衛機能が過剰に働いた結果として症状化したもの…

子どもの攻撃性と児童神経症

子どもは悪さをしたり、ふざけたりするのが楽しいのですから、親はそういうのを見守ったりして気楽にしているのがいい。 そうした行動は攻撃性が適切に出ている状態と言えますから。 それを真に受けて、子どもをうっとうしがったり叱ったりするので、子ども…

ノイローゼ(神経症)の症状は様々な形で出てくる

ノイローゼ(神経症)をおおざっぱに言いますと、意識状態がごちゃごちゃになって不安や恐怖があふれ出し、それで緊張が引き起こされ、心身や精神がおかしくなっていると感じられる状態です。 ノイローゼ(神経症)という名称は様々な症状や状態の総称のよう…

自分の視線が相手に不快感を与えている

思春期には「眼」に関する意識の変容が生じることがあります。 自分の眼や視線が、相手を嫌な気持ちにさせているのではないか、不快感を与えているのではないかといった思い込みが生じます。

意識しないようにすればするほど意識されてくる

あることを意識しないようにしようとすればするほど、そのことがさらに意識されてきます。

神経症症状や精神症状に関する質問があれば

神経症症状や精神症状でわからないことがありましたら訊いてください。

どう見られているかが気になって、したいように行動できない

相手から悪く思われたくないという気持ちが強くなりすぎると、自分がどうみられているかが過剰に気になり、相手の気持ちを勘ぐって、自分のしたいように行動することが難しくなります。

神経症は自分に嘘をついている状態

嘘(うそ)というのは、日常生活を送っている限りは、つく必要がほとんどありません。 相手を傷つけないためにするといった特別なとき以外は。 ところが神経症の場合、自分に嘘をついている状態になっています。 言い方を変えれば、自分の本当の気持ちを封じ…

人に合せようと無理をして精神的な具合が悪くなる

人と会ったり話をしたりすれば、誰でも多かれ少なかれ人に合せようとします。 人によってはかなりの精神的負担になります。 人に気をつかい過ぎてしまう人は自分の意志に関係なく、どうしても人に調子を合わせようと無理をしてしまうので、精神的な具合が悪…

ヒステリー性格とは

ヒステリーというと多くの人が考えるのは、情緒が不安定で何かにつけ騒ぎ立てるような状態のことだと思います。 精神分析ではそれをヒステリー性格と呼んでいて、感情が言動を通して表れることをいいます。 相手の言うことを真に受けやすく、自己中心的で誘…

両親の不和で子どもに死の恐怖が生じる

子どもは、両親の不和を目の当たりにして暮らしていると、心の中に不安がどんどん溜まっていき、「私はどうしたらいいの?」とか、「私はここから消えてしまいたい」と感じるようになります。 それがふとした拍子に心の外に出てしまうと、「まだ死にたくない…

神経症としての「痩せたい願望」

やせたい願望やダイエットは、一般的には異性や同性を意識したものであり、「人から魅力的にみられたい」というものです。 ところが神経症としての「痩せたい願望」は、異性や同性を意識したものではなく、また恋人をつくるためのものでもありません。 まっ…

赤面恐怖症と赤面症

赤面恐怖症は実際には赤面していないんだけど、赤面しているであろう自分を見られて恥ずかしくて逃げ出したくなるものです。 赤面症は実際に赤面するものです。

将来が不安であれこれ気を揉んでしまう

今この瞬間を積み重ねていくことによって将来と成っていきます。 ですから将来がとても不安になってしまう場合は、今のこの瞬間もどうしたらいいかとあれこれと気を揉(も)んでいます。 色々なことが頭のなかに生じてくるので、それらを悩むことで意識がい…

客観的な生き方しかできない苦しさ

客観的に見ることが良いこととみなされていますが、客観的な生き方しかできずに苦しんでいる人もおられます。 みんなの中に入って楽しんだり、没入するとか熱中するということができず、いつも外から観察するような自分を感じながら生きています。

考えすぎていたり気分が落ち込んでいる場合に

答えの出ないことを延々と考え続けてしまい苦しくなっている場合や、気分が落ち込んでどうしようもない精神状態になっている場合はお電話ください。

原因を見つけ出すことに心を奪われる

人は原因がはっきりしないものについてはモヤモヤして、とても不安になります。 だから、なんとかして明確な原因を見つけ出そうとします。 「私がこうなのはなぜか?」とか、「あれがいけなかったんじゃないか」とか。 そうやっていろいろと考えてしまう気持…

心の病では仕事をするのが難しく、人格に問題を抱えている場合は仕事ができる

心を病んだ場合、たいていは仕事ができなくなります。気分障害の場合はさまざまな気分が自分を覆ってしまいますし、統合失調症の場合は様々な不安や恐怖が襲ってきますので、とても仕事どころではなくなります。 神経症の場合はかろうじて仕事はできますが、…

深く悩んでいる人は他人になかなか理解されない

深く悩んでいるときは意識が自分の内面に向っていますから、心や精神の世界に入り込みやすくなります。 心や精神の世界は現実の世界とは異なりますから、向こうの世界の話をこの社会で普通に暮らしている人にしても話がかみ合いません。 それゆえ、深く悩ん…

人からバカと思われたくないために気をつかう

人からバカと思われても結構と考えている場合は気楽に生きられますが、人からバカと思われたくないと考えている場合は、いろいろと体裁を整えたり人にいろいろと気をつかうことが出てくるので疲れるのです。

責任感を過剰に感じていて辛い

責任感を過剰に感じていて辛くなっていたらご相談ください。 何もかもをご自身で背負う必要はないのですから、その背負っているものを話してください。

会社をすぐ辞めて問題から避ける「退却神経症」

数十年前に転職を繰り返していたら、ただの「根性なし」と思われていました。現在は転職を繰り返しても、あまりそういうふうには見られません。 派遣業態も広まったし、正社員を望まない人もおります。また会社の倒産があったりとか、職を変えて自己躍進を求…

神経や気を使い続け、我慢をし続けて生じた喘息(ぜんそく)

神経や気を非常につかう状態、言いたいことも言えないような我慢を強いられる状態が長く続くと、人によっては喘息(ぜんそく)が生じる場合があります。とくに女性にみられます。

医原神経症とは -悩んでいる人を余計に悩ませ不安にさせる-

心理カウンセリングや民間療法、医学、スピリチュアルや占い、そして自己啓発や人生論などの勉強を中途半端に学んだ人が、悩んでいる人の人生相談やセラピー相談を受けて、悩んでいる人を余計に悩ませ不安にさせてしまうのを医原神経症といいます。 そういう…