深層心理と精神の専門・人間理解の相談--加藤直樹

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神経症

両親の不和で子どもに死の恐怖が生じる

子どもは、両親の不和を目の当たりにして暮らしていると、心の中に不安がどんどん溜まっていき、「私はどうしたらいいの?」とか、「私はここから消えてしまいたい」と感じるようになります。 それがふとした拍子に心の外に出てしまうと、「まだ死にたくない…

神経症としての「痩せたい願望」

やせたい願望やダイエットは、一般的には異性や同性を意識したものであり、「人から魅力的にみられたい」というものです。 ところが神経症としての「痩せたい願望」は、異性や同性を意識したものではなく、また恋人をつくるためのものでもありません。 まっ…

赤面恐怖症と赤面症

赤面恐怖症は実際には赤面していないんだけど、赤面しているであろう自分を見られて恥ずかしくて逃げ出したくなるものです。 赤面症は実際に赤面するものです。

将来が不安であれこれ気を揉んでしまう

今この瞬間を積み重ねていくことによって将来と成っていきます。 ですから将来がとても不安になってしまう場合は、今のこの瞬間もどうしたらいいかとあれこれと気を揉(も)んでいます。 色々なことが頭のなかに生じてくるので、それらを悩むことで意識がい…

客観的な生き方しかできない苦しさ

客観的に見ることが良いこととみなされていますが、客観的な生き方しかできずに苦しんでいる人もおられます。 みんなの中に入って楽しんだり、没入するとか熱中するということができず、いつも外から観察するような自分を感じながら生きています。

考えすぎていたり気分が落ち込んでいる場合に

答えの出ないことを延々と考え続けてしまい苦しくなっている場合や、気分が落ち込んでどうしようもない精神状態になっている場合はお電話ください。

原因を見つけ出すことに心を奪われる

人は原因がはっきりしないものについてはモヤモヤして、とても不安になります。 だから、なんとかして明確な原因を見つけ出そうとします。 「私がこうなのはなぜか?」とか、「あれがいけなかったんじゃないか」とか。 そうやっていろいろと考えてしまう気持…

過労による体調不良で病気の不安がおこる

疲れが非常にたまってきますと体調も崩れてきます。 健康がすごく気になる人の場合、それで余計に身体の健康が非常に気がかりになってきますから、何かの病気なんじゃないだろうかと不安になったりします。

心の病では仕事をするのが難しく、人格に問題を抱えている場合は仕事ができる

心を病んだ場合、たいていは仕事ができなくなります。気分障害の場合はさまざまな気分が自分を覆ってしまいますし、統合失調症の場合は様々な不安や恐怖が襲ってきますので、とても仕事どころではなくなります。 神経症の場合はかろうじて仕事はできますが、…

深く悩んでいる人は他人になかなか理解されない

深く悩んでいるときは意識が自分の内面に向っていますから、心や精神の世界に入り込みやすくなります。 心や精神の世界は現実の世界とは異なりますから、向こうの世界の話をこの社会で普通に暮らしている人にしても話がかみ合いません。 それゆえ、深く悩ん…

人間関係を良くしようと力(りき)みすぎ

人間関係が良くないのでそれを変えようとしている場合に、どうしたら良くなるかと深く考えすぎてしまいますと、相手に対して気軽に接することができなくなってしまうこともあります。言い換えれば、力(りき)みすぎてしまう。 そうすると自分が自分を追いつ…

人からバカと思われたくないために気をつかう

人からバカと思われても結構と考えている場合は気楽に生きられますが、人からバカと思われたくないと考えている場合は、いろいろと体裁を整えたり人にいろいろと気をつかうことが出てくるので疲れるのです。

責任感を過剰に感じていて辛い

責任感を過剰に感じていて辛くなっていたらご相談ください。 何もかもをご自身で背負う必要はないのですから、その背負っているものを話してください。

会社をすぐ辞めて問題から避ける「退却神経症」

数十年前に転職を繰り返していたら、ただの「根性なし」と思われていました。現在は転職を繰り返しても、あまりそういうふうには見られません。 派遣業態も広まったし、正社員を望まない人もおります。また会社の倒産があったりとか、職を変えて自己躍進を求…

神経や気を使い続け、我慢をし続けて生じた喘息(ぜんそく)

神経や気を非常につかう状態、言いたいことも言えないような我慢を強いられる状態が長く続くと、人によっては喘息(ぜんそく)が生じる場合があります。とくに女性にみられます。

医原神経症とは -悩んでいる人を余計に悩ませ不安にさせる-

心理カウンセリングや民間療法、医学、スピリチュアルや占い、そして自己啓発や人生論などの勉強を中途半端に学んだ人が、悩んでいる人の人生相談やセラピー相談を受けて、悩んでいる人を余計に悩ませ不安にさせてしまうのを医原神経症といいます。 そういう…

病気になっているのではないかという強迫的観念が心気症

病気になっていないにもかかわらず、「私は重い病気になっているのではないか」、あるいは「これから大変な病気にかかるのではないか」とずっと気に病んでしまう状態を「心気症」と呼んでいます。

地球崩壊妄想

地球的規模の自然災害が起こって地球が崩壊してしまうのではないか、と恐怖に苛(さいな)まれる人もおられます。 災害が起こるというのは妄想なのですが、本人にとっては現実のことに感じられ、しかもそれが近々の未来で起こるように感じられるために日々苦…

人に気を使いすぎてイライラが起こってくる

人に気をつかえるのは人間としてすばらしいことです。 ただ気をつかうことが身につきすぎてしまって、自分の意志とは関係なしに、あまりに人に気をつかうようになっていると、人と一緒にいるだけでも疲れてしまいます。 気をつかうのを程ほどにしておければ…

あまりにも美を追求し続ける行為

女の人で、美(美しい顔や美しいスタイル)をあまりにも追求し続ける人もおられます。 そういう人のなかには、つらい生活を送ってきたりして、そのつらさに対する凄まじい怒りや嫌悪を溜め込んでいる人もいます。 そうした感情をどうにかしようとするのです…

狭い空間が怖い感覚

閉所、いわゆる狭い空間が怖いと感じる人がおられます。 これは環境からの侵入的な感覚が起こることによって恐怖感が生じたりします。 言い方を変えれば、自分が追い込まれ圧迫されるような心理が働くためです。

悩みの渦による苦悩と強迫状態

意識が自分の内側に向かいすぎると、深いところまでどんどん思考がいってしまい、次から次へと思考があふれ出てきて、悩みの渦から脱け出せなくなり、ずーっと何かに悩まされている状態になります。 そうした苦悩状態は強迫状態を伴いますから、自分自身でも…

甘えたくても甘えられないのが悩み

「甘えたくても甘えられない」性格になってしまっている人もおられます。 甘えたい気持ちはあるんだけどどうしても甘えられなくて、その葛藤で苦しんでいる。 これは軽い神経症のようなものでして、自分の気持ちをどうも素直に表現できません。 だから、人に…

体の見た目が気になって仕方がない

女の人に多く見られることですが、抱えている何らかの心の悩みが体の悩みへと替わったりします。 本来なら、心の悩みをそのまま悩めればいいのですが、それが苦痛だったり、悩むことに耐えられない場合には、体のことで悩むように悩み事がすり替えられてしま…

症状への対処行動を診ていく治療法

出ている症状に対して原因を探っていって治す方法がありますが、これは一般的な治療法でとても有効です。 また、出ている症状に対して本人がどういうふうに対処してきたかを診ていく(聴いていく)治療法もありまして、あまり一般的ではありませんが有効です…

友達や知り合い全員から好かれたいという気持ち

「友達や知り合い全員から好かれたい」という気持ちをもっている場合があります。友達が10人いたら10人全員から好かれないと自分はダメなんじゃないかと思ってしまう。10人のうちのたった1人でも自分と相性が合わないだけで、自分は嫌われているんじゃないか…

取り留めもなく出てくる思考に悩まされ混沌となる

いったん「どうして私はこうなんだろう?」という思考渦が始まると、もう、いろんな考えや心配ごとが浮かんできて混沌となります。「ああじゃない、こうじゃない」という哲学的な考えが頭の中にあふれんばかりになり悩まされます。 そして、さらにはその思考…

恥をかくことに対する極度の恐怖

恥をかくことに対して極度の恐怖がある場合、恥をかかないようにと肩ひじ張ることになりがちです。そのため気が休まらず、抑うつ状態にもなりやすい。とくに神経症においては顕著にみられます。

性格神経症と症状神経症の理解・治療

神経症には性格神経症と症状神経症の区分けがあります。ここのところを治療者は詳しく学習・理解しておくことが必要です。そうすることによって患者さん、あるいは相談者の症状や状態、そして言動に寄り添っていくことができます。

バカにされるのではないかと考えて人に相談できない

人に話をしてバカにされるんじゃないかと考えてしまうと、なかなか人に相談できないものです。人によって「恥ずかしい思いをする」ことはとても恐ろしいことなのです。