病気
心身を削るように猛烈に働くこと、これががん細胞を発現させる一つの要因です。もちろん、全員がそうなるわけではありませんが、それを理解していながら、それでも猛烈に働くかどうかはご自身の判断になります。
疲れが非常にたまってきますと体調も崩れてきます。 健康がすごく気になる人の場合、それで余計に身体の健康が非常に気がかりになってきますから、何かの病気なんじゃないだろうかと不安になったりします。
病気になった場合に身体は自分自身を治そうと動きだします。自分を治す仕組みが身体のなかにあるからです。 その治癒過程では、いわゆる「症状」と呼ばれるものが出ます。熱が出たり炎症が起きたりなど、私たちが苦しんだり悩まされたりするものですが、それ…
つらい無理な生活をしてたら健康を害して病気になります。 多くの人が頭でわかっていることです。わかっていることですが、そのつらく無理な生活をやめられないというのがこれまた多くの人の意見でしょう。そうやって多くの人は病気になっています。 ですか…
心理療法家や心理カウンセラーは患者の病気だけを診るのではなく、その人の生活や歴史、思考や傾向といった様々な部分を診ていき、それを語り合っていきます。 そうすることで、患者自身がどこでつまずいているのか、何が問題となっているのかに気づき知るこ…
身体を酷使すれば身体が消耗したことを感じます。それでも十分に寝たり、たくさん休養をとれば体力が回復します。しかし、身体を酷使し続ければ身体はダメになってしまいます。 同じように、人に対して気を過剰につかえば気が消耗したことを感じます。それで…
困難に対して、「こんなことで私は負けない!」と気合を入れることもあるでしょう。そういう気持ちも大切です。 しかしその一方で、困難に“対抗”しようとしてばかりいると攻撃態勢が維持されますから、普段の生活でもイライラが起こったり、人に対してケンカ…
症状が生じている場合、多くの人は自分の気性や感受性、生き方が症状を引き起こしたとは考えたくありません。 なぜなら、自分自身が責任を負うことになるからです。 これまでの自分を省みて、何が良くなかったのかを見つめなければなくなるからです。それは…
病気や症状の発症が心配でしたら、その気持ちを語りにいらしてください。
気楽さを失ってきますと同時に健康さが失われ、気持ちが病んだ状態になってきます。 ですから、ここにいらして話をして、気楽さを取り戻してください。
私たち人間は寒い時期には心身や精神の活動を低下させることによって、自分の身を守ろうとしたりします。 ただ現代は文明が発達していますから、建物の中も暖かいですし、衣服も体温を保温するものがありますし、食べ物も豊富にありますから、自分の心身や精…
病気になりますと自分のことを深く考えるようになりますでしょう。 「なぜ自分が病気になるのか」という問いから始まり、「なぜ自分が存在するのか」「自分とは何か」という問いが生じてきて、自分の意義を考えざるを得なくなります。
脳や容姿などといったものは遺伝やDNAなどで決まっていますから、受け継いだ通りに発達していきます。 ただ、発達といっても遺伝やDNAなどで決まっているのは「方向」だけですから、自分という人間が心身を含めてどうなっていくかは、人との関わり合いによっ…
筋トレや運動をして身体に負担をかけているときは、だんだん疲れて体が動けなくなりますから、自分自身が疲れているということがわかりますし、疲れたら休まざるをえなくなります。 ところが、心に負担がかかっているときは、つらいということは分かっていて…
仕事をしていることが何よりも楽しいという人も多いと思います。そういう人は体調を崩しても頑張り続けたりします。頑張って頑張って目標を達成したり、人に喜んでもらったりすることがめちゃくちゃ楽しいのです。だから休むということをまずしない。 ところ…
会社などのなかで行なわれている「メンタルヘルスケア」という動きは、心の病気になった患者の症状や精神状態を「正常に戻す」という意味合いがものすごく強い。しかし実際には、患者だけが病気なのではなく、社会や職場、世間のありかたなどの様々な良くな…
病気になったら、どうして病気が出てきたのかを考えていき、自分にとって病気が出てきてくれた意味を理解できたらいいなと思います。
他人の言っていることや、世の中の出来事に毎回反応してイライラしていますと、身体の具合も悪くなってきます。
相手が親身な助言をしてくれても、人とというのはなかなか聞き入れられないものです。たとえば、「タバコをやめたら?」などと言われると、「そう言われることがストレスを感じるんだよ」などともっともらしい反論をしたりします。心配してくれている親や友…
「心と身体はつながっている」ということを皆さんよく言われますが、実際に自分の身に起こったときには、そう考えられないことがほとんどです。 といいますのも、身体に何らかの症状が出たときに、「あ、この身体症状は心の問題から出てきている症状だから、…
「ストレスをこれ以上気にしない強いメンタルの作り方」などということが最近よく言われます。ストレスを感じるということは心身からの警告なのですから、それを気にしなくなったら、病気になってしまいます。
「治る」ということも大事ですが、もっと大事なのは「どう自分が生きるか」ということです。“どういうことが自分の人生なのか”ということがわかってくると、心身の調子もガラリと変わってきたりします。
カリカリする気持ちも身体の状態に大きな影響を与えます。仕事をもっと頑張らなくちゃとか、もっと自分を向上させなきゃとか、そういうふうにいつも自分を急かすことによって、気づかないうちにカリカリしてしまいます。そしてそれに伴って体に不調があらわ…
無理をした状態、あるいは、つらい状態がずっと続いたりすれば、病気になりやすくなります。ところが本人は無理した状態をやめようとしないことが多くみられます。というのも、人にはそれぞれ事情がありますから、そんな簡単にはやめられないのです。お金の…
「病気と闘う」とか「不幸な運命と闘う」といったように、勝つ負けるという考え方を多くの人は好きです。勝って乗り越える、打ち勝って勝利するということが人間としての成長につながると考えているからかもしれません。 勝つという体験も確かに大切で必要な…
重い病気になって入院することになったら、人に悪態をついたり文句も言いたくなるでしょう。いい人ほど「なんで私がこんな病気になるの?」という気持ちでいっぱいになるでしょうから、悔しさだとか悲しさだとか不服とか、そうした感情が悪態や文句に変わる…