納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

深層心理

創造の苦しみは精神的おかしさを感じるほど

「生みの苦しみ」とよくいいますが、創造の苦しみは、実際に体験してみると、精神的におかしくなってしまったのではないかと感じるほどのものです。 それゆえ、「創造の病」といわれています。

この状況でなぜこの性格が出ているのか

自分の性格を知る場合に、「どんな性格か」で知ることのできる性格は、浅い領域の性格です。 表面(表層)的でわかりやすい部分の性格です。 それよりも深い領域の性格は、「今、どうしてこういう性格になっているのか」、あるいは「今、どうしてこの性格が…

リストカットの意味の一つは罪悪感の「切り離し」

リストカットという自傷行為には様々な意味があります。その意味の一つに「切り離し」があります。 悪の人格部分や罪悪感が過剰に生じる場合には、それらを自身のなかから消そうとすることがよくみられます。 ただ、実際に消すことはできないので、通常は何…

心理学ではなく、心理を知るには

「心理学」という学問を知るには、さまざまな書籍を読めばその概要をだいたい学べます。理解できるかどうかは別として。 しかし「心理」を知ろうとしたら、専門家と対話をしたり、カウンセリングを受けるなどして、人と直に接して感じとっていく必要も追加さ…

心の深層では欲望に対して別の願望もある

深層心理学の興味深いところは、「自分でも思ってもみなかったことを実は思っていた」と解るところです。 「恋人がほしいのに恋人ができない」と悩んでいる人が、恋人ができてみると実際には一人でいる方が気楽でいいと感じたり、「友達がほしいのに友達がで…

普段の行ないを気にかけていない

「普段の行ないが悪いからこうなるんだ」と言ったり、言われたりすることがあります。 ほとんどの人は自身がしている「行ない」を気にかけていません。 ハッキリとした意識をもって行ないをしているのではなく、ほぼ自動的といってもいいほど意識を関与させ…

現実主義者だと言う人ほど、自身の行動はそれと違う

「私は現実主義だから」と相手に言い聞かせる人ほど、自身の無自覚にしている行動は現実主義とは程遠いものだったりします。 あるいは相手に「あなたは現実主義者だからね」と嫌味や不満を言う人は、自身の無自覚にしている行動は合理的で現実主義だったりし…

子どもの夜驚症

子どもが夜中に突然ふとんから起きて、大声で叫んだり、泣きじゃくったりするのを「夜驚症」とよんでいます。 寝ている時にものすごい恐怖体験を味わっているもので、子ども自身がその恐怖に圧倒されて、わけがわからなくなってしまってワーッとなってしまう…

「そういうことか!」と疑問が解ける感覚 -氷解体験-

自分や相手の心理を読み解く時、「おそらくこういう理由なんじゃないか?」と、もっている知識を振り絞って考えていると思います。 それで納得できればそれでいい。 ところがそれで納得できずに、相変わらず「どうしてなのか?」と疑問がおさまらない場合も…

世の中に流布している心理はお遊び的なもの

一般の人が見聞きしている「心理」のほとんどは、脚色してあったり、大げさにして“作られたもの”です。 テレビ番組と同じく人を楽しませるために、興味が湧くよう注目されるように“作られたもの”です。 また、意味を間違えて“使われているもの”もあります。 …

「内向的な人、外向的な人」の意味

「内向的な人、外向的な人」という言葉は近年あまり聞かなくなりました。 内向的というのは、意識が自分の内に向かっていて、「私はいまどうしてこういう気持ちになるんだろう」というような自分の心の動きを考える傾向のことです。 外向的というのは、意識…

心をキレイにしようとして反動が生じる

「心もからだもキレイに」といったことがよく言われますけど、心をキレイにしようと努力している人ほど、心の中はイライラしていたりします。 なかには、イライラするから心をキレイにするのだという人もおられますが、キレイにしようと努力すればするほど、…

吐き出したい感情を我慢できずに、その場で言ってしまう

精神分析には「肛門期」という概念があります。 「肛門期」というのはいわゆるトイレット・トレーニングの時期のことです。 トイレに行きたくなった時にその場では我慢して、トイレに入ってから排出する、ということを学習しています。 それを感情に当てはめ…

なぜ人を助けるのかを自分に問い、もっと深く考える

人を助ける仕事をしている人は、自分がなぜ助けるのかを自身に問い、もっと深く考えていくことが必要です。 そういう自分に問う行為が、人を助ける仕事をするうえで、良からぬ方向にずれていってしまうことを防いでくれます。

心理を理解するには想像を膨らまして豊かにしていく

心理というと、「この行動をする裏にはこんな心理があります」というのがお遊びでありますが、それは人が興味をひく部分や、人が納得しやすい部分を切り取っただけにすぎません。 といいますのも、「あんな行動をする心理はなんだろう?」とか、「あんなふう…

自分のことにはほとんど気づけていない

「気づき」と安易にいいますけど、自分自身のことについてはほとんど気づけていません。 自分のことに色々気づきはじめたらショックを受けますし、だいぶ落ち込むと思います。

まずいとわかっていても体験しにいってしまう

私たちは頭脳で想像することによって、体験していないことでも何となく理解をすることができますが、体験しないとわからないこともたくさんあります。 それゆえ、これは失敗するなとか、これはまずいかもと感じても、わざわざ体験しにいってしまうところがあ…

心理学を学ぶだけではなく、その知識をもとに自分を顧みることが必要

心理学を学んだら自分が変わると考えている人もおられるでしょう。いろいろと新しいことを知ったら自分が変わると考えてしまうのも無理はないと思います。 心理学を学んだら知識は増えます。ただ知識の量が増えるだけです。 自分を変えようとしたら、学んだ…

偶然の出来事のように思えるもの

「こういう時にかぎって、どうしてこういう事が起るかなあ・・・」と思うことがあります。 こうした出来事というのは偶然に起ったようで、もしかしたらその場の状況を崩し、仕切り直しをさせるために起っていることもあります。 そのことによって改めて自分のこ…

深層心理学は学問なので、学ぶには何年もかかります

深層心理学は学問ですから、きちんと学ぼうとしたら何年もかかります。 何かを教えてもらったり学んだりして、すぐに「ああ、なるほど」といった感じにはなりませんので、学びたい人はじっくりと腰を据えてやっていただきたいです。

人と話が合わないと感じるかたは深層心理を学びに

人と話が合わないと感じるかたは、深層心理学を知りにいらしてください。

外面は良くなっても内面の成長が追いついてこない

自分を変えていくためには自分をしっかりと省みることが必要になります。 ところが、それは時間のかかる面倒なことです。 そのため省みることをせずして、知識を学んだり技能を身につけること、つまり自分を強化することによって自分を変えていこうとするこ…

相手と競争関係だったり依存関係だったりする

私たちは様々な相手といろいろな関係をつくっています。 相手と比較・競争関係であったり、依存関係であったり、あるいは幇助(ほうじょ)関係(支援関係)の場合もありますし、代替関係(身代わり関係)の場合もあります。 それは相手によって関係が替わり…

自分のことを過剰に反省してしまう人が増える

自分のことを反省できない人が増えれば、それに伴って自分のことを過剰に反省してしまう人が増えます。

ご自身の行為・行動の心理を知りたいなら

ご自身の行為・行動の心理を知りたい、ということでしたら、私にご相談ください。

あれが欲しいとかこれを食べたいという欲望は本当に自分の気持ちか

私たちは自分の欲望をわかっているつもりでいます。あれが欲しいとかこれを食べたいとか、そういう気持ちになるので、それが自分の欲望だと認識しています。 だからお金を出して「あるモノ」を買って手に入れたり、長期間の予約を待ってまで「ある飲食店」で…

見た夢が心配になるときは夢診断をおこなっています

なんらかの夢を見て心配だなと感じるときはご相談ください。 私がおこなっているのは夢診断です。夢占いとは異なります。 こういう夢を見たら現実にはこうなるとか、ある生き物や場所が出てきたら現実にはこんなことを暗示しているといったことをするのでは…

人間関係がうまくいない場合に心理学や技法論を学びたくなりますが

人間関係がうまくいない場合、うまくいくための技法とか心理学といったものを学びたくなります。ただ、それを知ったからといって人間関係が良いほうに変わるかどうかはわかりません。 といいますのも、問題を生じさせているのは自分が無自覚にしている発言や…

病気が自分自身に何をしてくれているのかを知っていく

心理療法家や心理カウンセラーは患者の病気だけを診るのではなく、その人の生活や歴史、思考や傾向といった様々な部分を診ていき、それを語り合っていきます。 そうすることで、患者自身がどこでつまずいているのか、何が問題となっているのかに気づき知るこ…

ご自身の心理や精神状態を知りたい場合に

人は自分自身がしている行為や発言なのにそれを理解できないときがあります。「なぜ私はこんなことをしたり言ったりしてしまうのだろうか」とふと思ったりする。 そうしたご自身の心理や精神状態を知りたい場合にはご依頼ください。