納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

損得

我慢している人のおかげで好き勝手ができている

都会に住む人たちが豊かさを享受し、その下支えを地方の人たちがしている。 先進国に住む人たちが豊かさを享受し、その下支えを発展途上国の人たちがしている。 これは社会でよく言われることです。 誰かが裕福でいるということは、誰かがその反対側を担(に…

子育てにおける損得勘定

「これは得か損か」で考えることが多い世の中ですが、子育てにおいても損得勘定が影響を及ぼしています。 「こういうことをするとお子さんに良くないですよ」と言ってもなかなか聞いてもらえませんが、「こういうことをするとお子さんに損ですよ」と言うと素…

みんなと同等であるべきという感覚

日本人は同等(平等ではない)意識が強いですから、どうしてもみんなと同じでないと気が済まないところがあります。 みんなが欲しがっているものを自分も欲しいと感じ、誰かが得をしたら自分も得をしたいと感じ、自動車のスピード違反で捕まったら、みんなも…

学ばないことの価値

私たちは幼い頃から何かを「教わって」きて、それが大学、社会人になってもずっと「教わる」ことが続きます。 そうすると、何かを学ぶことは価値のあることであり、学ばないことは価値のないことだと認識してしまうところがあります。 たとえば、何もしない…

何もしないことをする -ドリトル-

ドリトルというのは、“do little”の読みをカタカナにしてもので、「ほとんど何もしない」という意味です。 何もしないことが良い結果を生むこともたくさんあるんだよ、ということです。 最近は「何かを成し遂げること」や「目標を決めて達成すること」が素晴…

この人と付き合ってもメリットがないという考え

人とのつき合いで、この人と付き合っているとメリットがあるけれど、あの人と付き合っていてもメリットがない、などといった考えをしがちです。 しかしながら、人間の関係というのはそんな表面上の損得ではかれる浅薄なものではなく、必ずどこかでつながって…

知っていたら得をするというものでもない

「知らない人は損している」などと言われることがありますが、知っていたら得をするかというと、そうとも限りません。

「いい人」になっているから…ということ

「いい人」になっているから損をするとか、「いい人」でいるから心を病むといったことが言われたりします。 そうするとすぐに、「いい人」にならなくていいとか、「いい人」をやめた方がいい、という主張をしがちです。 しかし、「いい人」が損をしているか…

みんな世渡りがうまい

「私は失敗や損ばかりしていて、みんなは世の中をうまく渡り歩いている」、多くの人はこんなふうに思っていたりします。

自分にとって「良いこと」をしているはず

何かをする時には誰でも、自分にとって得することや益(えき)になることをするのであって、わざわざ損することや害になることをする人はまずいないはずです。 ですから、自分が「これをしよう」というときは、それは自分にとって“良いことである”と考えてい…