加藤直樹のヴェール心理カウンセリング/人間の理解

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心理カウンセリング

気持ちを聴いてもらい、頼り、相談して、心身を健康にする

ご自身の話や気持ちを聴いてもらうこと、何かあったら頼ること、すぐに相談すること、こういう行為が心身を健康にしていきます。

心理療法や心理カウンセリングを学ぶとは

心理療法や心理カウンセリングを学ぶといいますと、心理の知識や技を学ぶことと思われがちです。 もちろんそれも大事ですが、それ以上に「人間を学ぶ」、あるいは「人間から学ぶ」ことの方が重要です。 先生や師、そして何よりもクライエントが自分のなかに…

心理相談に来られる人はすごい人たち

心理相談に来られる人たちは本当にすごい人たちだと思います。 なぜすごいかといったら自分と向き合っているからです。 「どうしたらいいのか」「なぜこうなっているのか」というように、困りごとを自分の問題として考えておられるからです。 楽な方法をとろ…

こころが治っていくには「尊重される」ことが必要

こころが治っていくには、本人が尊重されることが必要であり、「私は大事にされている、認められている」といった気持ちを感じられることが必要です。

心理療法や心理カウンセリングは臨床家とのやり取りを体感するもの

心理療法や心理カウンセリングを受けることの本質は、クライエントが臨床家の言うことを頭脳で理解することではなく、臨床家との出会いや人間的なやり取りを体感することです。 臨床家とさまざまな語り合いをするあいだにクライエントのなかで変化が起こった…

心理療法家はクライエントの気持ちを聴いて考えて悩む

心理カウンセリングは相談に来られたクライエントに対して、強制してまっとうな生き方にさせるとか、説教してきちんとした考えに変えさせるとかするものではありません。 クライエントの気持ちをお聴きし受けとめるものです。 そして、クライエントがどうし…

私をよく知っているから相談したくない

私のことをよく知っているからあの人に相談しようと思える時もあれば、逆に、私のことをよく知っているから、あの人には相談したくないと思う時もあります。 そのくらい人の気持ちは複雑です。

意見や持論を心理療法家に聴いてもらう体験

どんな人でも自分の意見をもっています。 自分の言いたいことを抱えています。 そうした意見や持論を心理療法家に聴いてもらう、そういう体験を多くの人にしてもらいたいです。

人の話を聴けるようになるには訓練が必要

人の話を「関心をもってじっくりと聴ける」ようになるには、相当な訓練を積むことが必要です。 そうした相当な訓練を積まなければ、相手の話を聴いているようで実際には「聴けていない」ものです。

時間をかけて深いところまで対話をする

何に悩んでいるのかということがわかってくれば気持ちは楽になってきます。 それには時間をかけて深い対話をすることが必要で、表面的な相談(話し合い)ではみえてこないものです。 というのも、自分が考えていたものとは別のことが実は悩みだったなんてこ…

人から「つらいね」「大変だね」と言ってもらえる体験が必要

子どもは母親から「痛かったね」とか「つらかったね」と言ってもらえることにより、自分が痛かったのだとか、自分がつらかったのだとわかってきます。 それと同じように、大人になっても、人から「つらいね」とか、「大変だね」と言ってもらえることにより、…

相性の合う心理カウンセラーを探す作業にも意味がある

人生に行き詰まりを感じていて、心理カウンセリングを受けようかどうか悩んでいる人も少なくありません。 相性の合うカウンセラーを見つけるのは大変ですが、その「探す」という作業にも意味があります。

心理学を学んで知識を手に入れるよりも愛情をもらう

過去につらい経験をしてきたり、トラウマなどを抱えていれば、そこから回復してよりよく生きようともがいてきているはずです。 そこでどうするかというと、たとえば心理学を学んで知識を手に入れようとすることがみられます。 というのも、色々と学べば何か…

心理療法家という専門家がおこなう心理とは

私が健康な人に「心理」という言葉を口にしますと、ほとんどのかたが「ひょっとして私は心を読まれているんですか?」と言われます。 一般的に心理は「あなたにはこういう性格傾向があり、心の奥にはこんな考えをもっている」というように、その人の細部、も…

過去の記憶のすべてを思い出さなくてもトラウマは治る

トラウマなどを治すための心理療法や心理カウンセリングをやっていく上で、患者が記憶の中にあるものを“すべて”を思い出す必要はありません。 そもそもやろうとしてもそれは不可能です。 患者が過去の重要な記憶を“すべて”思い出さなくても、いま感じている…

一緒に悩みや症状を考えてくれる人の存在

今起こっている問題や症状の原因というのは「一つ」ではありません。 自分のことがだんだんわかってくると、それに気づいてきます。 しかし「なぜ自分がこうなったのか?」ということは、一人ではなかなか分からないのです。 「一緒に考えてくれる」、そうい…

理論で相手を理解するのではなく、相手を尊重して話を聴く

理論をもちだして「あの人は今こういう心の状態だ」と言ったり、「あの人はこういう精神状態にある」と言うのは、少し勉強すれば誰にでもできます。 それよりも、相手がどうしてそうなっているのかを自分の知識を挟まずに、相手を尊重して素直に話を聴く方が…

相談者から「知恵を引きだす」

心理カウンセラーがすることは「教えること」ではなくて、相談に来られた人から「知恵を引きだす」ことです。

どうにもならないから始まる心理カウンセリング

一人で考えても悩みから抜け出せない、本をたくさん読んでもダメ、人に相談しても解決しない、そんなふうに、どうにもならない状態になった時、そこから心理カウンセリングは始まります。 こうしたらいいんじゃないか、ああしたらいいんじゃないかというもの…

自分の秘密をポンポン話してしまう

健康な人は自分の秘密をポンポン話したりはしません。 その代わりに、どこどこに行ってきたとか、何々を食べたといった話をします。そういう何気ない話題で秘密を覆っています。 ですから、普段の友人関係や恋人関係で、秘密をポンポン話してしまうようであ…

人生経験が豊富な人は相談される側に向いていない

人生相談をする際に、相談される側(相談を受ける側)の人は人生経験が豊富な人のほうが良いように思われますが、実際には、そういう人はあまり向いていません。 とくに波乱万丈な人生を送ってきた人は向いていません。 自分自身の豊富な経験が相手の話を聴…

「愛情をもって話を聴いてもらう」ことが必要

世の中には「愛情をもって話を聴いてもらうこと」や「愛情をもって接してもらうこと」を必要としている人がどれほどいるかわからないほどです。家族のトラウマを抱えている人は、とくにそれが必要と思われます。

心の病的な部分を診つつ、心の健康な部分の割合を大きくしていく

私たちの心には健康な部分と病的な部分があります。その割合がどれほどなのかは個人個人によりますが、病的な部分の割合が多いと、心が不健康ということになります。 それで我々心理療法家や心理カウンセラーは、心の病的な部分を診つつ、心の健康な部分の割…

心理カウンセリングや心理療法の知名度

日本においては心理カウンセリングというものを知らない人がほとんどだと思います。知っている人でも、ただ話を聞いてくれるだけとか、そう感じている人も少なくありません。 ましてや、心理療法となると専門家と患者さん以外は誰も知らないといっても言い過…

患者さんの生活をよくしていく

患者さんのこれまでの生活史や今の生活状況を丁寧に聴いていき、患者さんに生活を少しでもよくしてもらうことが、心理カウンセラーのおこなっていることです。 その「生活をよくしていくこと」が症状を治す力をもっているんだという経験を患者さん自身にして…

発病の経緯や人生の歩みを聴く

心の病や精神症状を治療していく際には、発病の経緯や本人の人生の歩みついてきちんとお聴きしていきます。そういうことをお聴きしておりますと、患者さんのことがよくわかり、こういう治し方をしていきましょうかという話し合いもできますし、それ以上に、…

訪問での心理カウンセリングをすること

私は、往診といいますか訪問での心理カウンセリングもしております。患者さんの家に行きますと、患者さんのことがわかるようになってきます。どういう気持ちで暮らしているのかとか、どういうふうに育ってきたのかとか、そういうことがわかってきて、患者さ…

カウンセラーと一緒に大きな仕事をする

心理カウンセリングは、相談に来られた人とカウンセラーの二人で大きな仕事をすることです。ですから、時間がかかるのです。

心理カウンセリングは「聴いているだけ」と感じたら

心理カウンセリングを受けて、1回で行かなくなってしまった人、あるいは2、3回行ってやめてしまった人もたくさんおられると思います。理由としてはいろいろあると思いますけれど、カウンセラーが「ふんふん」聞いているだけで価値がないと思った、というのが…

カウンセリングの学習は自分についてもっと探求する

心理カウンセリングを学びたい、あるいは学んでいる人たちは、知識だとかテクニックだけに囚(とら)われるのではなくて、自分についてもっと学ぶことが必要です。自分が今どんな行動をとっているのか、自分はどんな言葉づかいでどんなことを話しているのか…