加藤直樹の深層心理学 「ヴェール心理」 相談,大磯

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対人過敏性

人の気持ちを汲(く)む能力

人の気持ちをどこまで深く汲(く)めるかは、その人のもっている能力に依ります。ものすごく汲める人もいれば、ほとんど汲めない人もいます。 これは学問を学んで知識を増やしていくのと違い、何かを学んで吸収すれば能力が上がるような単純なものではありま…

統合失調症などにおける幻聴(幻声)は外の世界から聞こえたように感じる

幻聴(幻声)は本人の中で起こっているものなのですが、それが外で起こっていると感じます。それゆえ外の世界から聞こえてきたものになります。 だから幻の言葉は現実であり本当に誰かが言ったのだと感じてしまうのです。 そこで非常に妄想が膨らんでしまい…

神経や気を使い続け、我慢をし続けて生じた喘息(ぜんそく)

神経や気を非常につかう状態、言いたいことも言えないような我慢を強いられる状態が長く続くと、人によっては喘息(ぜんそく)が生じる場合があります。とくに女性にみられます。

相手の心を読めてしまうほどの感受性の鋭さ

感受性がものすごく鋭く、相手の心を読めてしまうほどの人もおられます。 相手の態度や言動をよく観察していて、自分に対して「何をしてくれるのか」、「何をしてくれないのか」、そして「私が考えていることにいつ気づいてくれるのか」という点にものすごく…

症状を性格や生き方のせいにできずに身体のせいにする

症状が生じている場合、多くの人は自分の性格や生き方や感受性が症状を引き起こしたとは考えたくないものです。なぜなら、自分自身が責任を負うことになるからです。これまでの自分の行為を省みて、何が悪かったのかを見つめなければなくなるからです。それ…

恋愛がうまくいきそうになると異性と距離をとってしまう

恋愛も好きだし、好きな人もほしいけれど、恋愛がうまくいきそうになるとその状況を避けようとしてしまう。 相手の何がか嫌とか、相性が合わないとかいうのでもないのに、相手との距離感が近くなると、相手から距離を取ってしまい、どうして自分はこうなんだ…

人と比較してしまう自分をありのままに感じていく

「人と比較しなくていいんだよ。」などと言われることがありますけれど、人と比較してしまうのが人間です。人間とはそういうものですし、自分もそういう人間だということです。 他人が気にならない人はそれでいいですし、他人が気になる人はどうしても比較し…

対人緊張による気疲れ

私たちは自分自身の内側から出てきた感情が、あたかも外側(環境)から来たように感じたりします。 たとえば「人から何か批判されるんじゃないか?」と考えていたりすると、周りにいる人が自分を監視しているように感じたりします。自分のなかで“何か言われ…

感受性が強くて相手のことがよく見えてしまう

感受性の強い人たちは相手のことや世間のことがすごくよく見えてしまいますでしょ。それで、相手の状況や世間の状況を感じすぎてつらくなったり、また、どうにかしてあげたいと考えると余計に深く悩んでしまったりします。そしてさらには、どうにもできない…

感受性の鋭敏化から意識過敏へ

何らかの事情で相手の気持ちをすぐに察知しなければならないとしたら、感受性を鋭くせざるを得ません。 感受性を鋭くすれば、相手が何かをする前に相手の気持ちを読み取ることができ、事前の対処ができるようになります。 ただ、感受性を鋭くしすぎるとそれ…

意識が心の内面にばかりいきすぎる場合

意識が心の内面にばかりいくと、繊細になりすぎたり敏感になりすぎたりして、現実の社会では生きづらくなる場合があります。

対人過敏からの自責感の増大

対人過敏が強まると、「人に気を遣わせたくない」とか「相手を嫌な気持ちにさせたくない」という気持ちが増大して、自分を責める気持ちが強まることがあります。 また逆の場合もあって、自責感が強まると対人過敏になることがあります。

相手が自分に対してどんな言い方をするかに敏感

つらい思いをしてきていたり、立場が弱かったりすると、相手が自分に対してどんな言い方をするか、ということにとても敏感になります。 「今の言い方は本当に自分のことを考えてくれていた言い方だろうか?」とか、「あんな言い方をするということは、きっと…

人に気をつかっていないようにみえる

人に気をつかっている人ほど、周りの人からは気をつかっていないようにみえたりします。

人に気をつかうのをやめたいと思うのにできない

人に気をつかう生き方はもう嫌だと感じて、人のことを気にしないようにしよう、と頑張る人も多いと思います。 ところが人を目の前にすると、相手から何を言われるのかを考えてしまい、何かを言われる前に相手の心を読もうとして、結局、気をつかって疲れてし…

自分の様々な状態を表す無気力

無気力といっても様々です。頑張りすぎて活力がでなくなってしまった状態の無気力や、人に気を遣いすぎて疲労困憊している状態の無気力や、緊張が長く続いたためにそれが解けない状態の無気力や、今まで生きてきた生き方が通用しなくなったことへの失望感か…

神経過敏というアンテナ

神経過敏という状態は遠くのかすかな兆候を感じとり、こんなことが起きるのではないか、という不安が襲ってくる状態です。過去の記憶が蘇ると同時に、未来に対して何らかの予測をするので、これからどうなるかということに敏感になります。そのため相手の言…

「つらい」という感覚が分からない

非常につらい体験をしてきた人は、自分が「つらい体験をしてきた」という感覚が認知できないということが多く見られます。嫌な体験はたくさんあったけど、つらいということがよく分からないのです。

相手のことを考えすぎて行動に移せない

相手のことを心底色々と考えてしまう人は、相手のことを考えているだけでヘトヘトに疲れ切ってしまいます。というのも、私がこれを言ったら相手はどういう気持ちになり、どう反応するだろうかとか、私がこれをしたら相手がどういう態度をとるだろうかという…

つねに自分が悪いと感じてしまう自責感情

何か問題が起こったときに、「私に問題があります」と責任をとる姿は人格的にとても素晴らしい。ほとんどの人が大人だなあと思うでしょう。男女関係においても揉め事が起こったときに、「私の方が悪かった」と責任をとれば、とった方が大人でいられます。 し…

精神的緊張の根底にあるもの

精神的緊張について少しお話させてもらいます。人はみんな誰かと一緒にいないと孤独感におそわれるので、誰かと一緒にいようという気持ちになります。 その際、緊張が過度に生じてしまう人は、誰かと一緒にいるとその人の前では気をつかい、相手の機嫌をうか…

感受性の強い者同士がお互いに勘ぐりあう

感受性の強い者同士が会話をするとお互いに腹の探り合いになったりします。「あのメールの内容はこんな意味が含まれているはず」とか、「あのとき言った発言には別の意図があるはず」とか、ものすごく勘ぐりあう。それでお互いにものすごく気を遣って疲れて…

他人が気になりすぎる「関係妄想」

他人が咳をしたり、鼻に手をやったり、または笑ったりする行為が、自分に嫌がらせをしているんじゃないかとか、自分をやっつけようとしているんじゃないかと思ってしまうのを「関係妄想」と呼んだりしています。自分には全く関係のない他人のしぐさが、あた…

相手の気持ちを読める人の苛立ち

相手の気持ちを深く読めてしまう人は相手にとても気をつかいますから、人の気持ちを読めない人をみるとイライラしてくるものです。「なぜ、人の気持ちを考えないのだろうか」と。人の気持ちを深く読めれば読める人ほど、その苛立ちも大きくなります。