好き嫌い
競争が苦手な人や嫌いな人は、無理して人と競(きそ)わなくてもいいです。 競争が好きな人も世の中にいますが、そういう人たちに合わせなくてもいい。 競争が好きな人は競争が好きな人と競えばいいのですから、配慮してその中に入っていかなくてもいいので…
「いま通っている大学には興味がなく、もっといい大学に入りたかった」という不本意な感情をもっている学生は、どこの大学にもみられます。 いわゆる「不本意入学」と呼ばれるものです。 好きでもない大学に入学してしまったから、早めに辞めて、別の大学に…
好き嫌いが激しかったり、自身のなかに決まり事がたくさんつくられていると、寛容になることが難しくなります。 相手の雰囲気だけで「あの人を嫌い」と言ったり、食べ物の好き嫌いが多かったり、「こうじゃないと落ち着かない」と強いこだわりがあらわれて、…
人との関係では相性がありますから、あの人は好き、あの人は嫌い、あの人は嫌いじゃないけど苦手、なんていうのがあると思います。 それは仕方ないです。 ただ、あまりにもあの人は嫌だ、この人も嫌いといって、人との関係をどんどん切り続けていますと、自…
集団内でも仲間内でも、「あの人は嫌い」などと言い合っていて意見が合うと、そういう人同士で仲良くなりますでしょう。 それを言い換えれば、外に敵をつくって味方で固めた感じになります。 職場内ですと、上司や取引先相手を嫌いな人同士が、その人の悪口…
人に対する好きか嫌いかの気持ちは、ほんのちょっとしたことで変わったりします。
よく聞かれるのが、「向上心のみえない人は好きじゃない」という発言です。 向上することに対して意欲があるのなら、相手のことは関係なしに自分が向上すればいいのです。そして、ご自身が立派になればいい。 もしくは、向上心のみえない人の相談にのってあ…
人に興味をもてば相手との会話も弾んで相手のことを理解できて、その人との関係も良くなるかもしれません。そうなれば、人と仲良くしたい人にとっては理想的です。ただ、相手によっては興味が起こらない場合もあるでしょうし、そもそも人に対して興味が起こ…
自分の周りに集まっている人たちは、どこか自分と似ている者たちです。 ですから、その人たちが自分を悩ませるような人たちである場合、嫌な人たちだという気持ちが起こると同時に、そういう嫌な人たちと自分は同類なんだという気持ちも出てきますので、自分…
恋愛がうまくいかずに苦しんでいる人の中には、恋愛に関して「ある特定のこだわり」をもっていたりします。 こうじゃないとダメとか、これは譲れないとか、これは許せないとか、何か理由があるわけでもなく何となくそう決めている。 自分の決まりから外れる…
子どもに食べ物の好き嫌いがあっても、畑に行って子ども自身が収穫したりすると、嫌いだった食べ物がとたんに好きになったりします。 好きか嫌いかの気持ちはほんのちょっとしたことで変わることが多いですし、ましてや体験をするとなおさらです。
誰しも「ああいう性格の人は好きじゃない」というのがあります。人間ですからそういう気持ちが出てくるのは普通のことです。 そういう気持ちを言いたい時は仲のいい友達のなかだけで言えばいいことです。ネットに書き込むことではありません。 そういう気持…
いったん「どうして私はこうなんだろう?」という思考渦が始まると、いろんな考えや心配ごとが浮かんできて混沌となります。 「ああじゃない、こうじゃない」という哲学的な考えが頭の中にあふれんばかりになり悩まされます。 そして、その思考(意識)で他…
歳が若いときは好き嫌いがとてもたくさんありますでしょ。 食べ物もそうだし、人間関係もそうだし、洋服も音楽もありとあらゆるものに好き嫌いがハッキリしています。 これが歳をとるにしたがってだんだん減ってきて、嫌いなものでも拒絶をしなくなったり、…
本や雑誌、インターネット内の情報、そして人の集まりもそうですが、ほとんどの人は自分の興味あるものしか見ていません。 見ていないというか、見えていません。 本人としてはいろいろと幅広く見ているようでも、実際にはものすごく狭く偏(かたよ)って見…