納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

人生

こんな大学に入学したくなかったという感情

「いま通っている大学には興味がなく、もっといい大学に入りたかった」という不本意な感情をもっている学生は、どこの大学にもみられます。 いわゆる「不本意入学」と呼ばれるものです。 好きでもない大学に入学してしまったから、早めに辞めて、別の大学に…

人生は一度きりだから楽しむという考え

「人生一度きり。だから思いっきり楽しむ!」という発言をする人が増えたような感じがします。 「人生一度きり」という考えは再び近年に出てきました。 以前は、人は生まれ変わって何度も繰り返すという考えや、天国あるいは地獄に行ってそこで暮らすという…

人生を変える商売をしている人がおみくじを

「人生を変えたい人は私のセミナーを受けてください」、などと自身の商売の宣伝をしている人たちがおられます。 そういう宣伝をしている一方で、彼らは神社へ行っておみくじを引いて「今年も良いことがありますように!」などと願っていたりする。 面白いこ…

危機意識の高い人たちが生き延びる

ひろく長い目で見れば、危機意識の高い人たちが生き残り、生き延びるようになっています。

迷惑かけたことや裏切ったことを忘れてしまう

精神的に若い頃というのは、人に迷惑をかけたり、人にひどいことを言ったり、人を裏切ったり無視したりしています。 結構、人に悪いことをしています。 でも精神的に大人になって立派に生きている頃になると、そうしたことをみんな忘れてしまうのです。 そん…

山登りのつらさと挑戦、悩みも同じよう

河合隼雄先生は『河合隼雄その多様な世界』のなかで、こう言っておられます。 「山登りはやめた、こりごりや、もうやりません」と言っているうちに、だんだんまた準備して、また違う山へ登ろうとされる人がありますね。 これと同じで、悩みというものも、必…

人生の転換期である30代後半から40代の無気力やうつ状態

30代後半から40代にかけて突然、無気力やうつ状態になることがあります。 その状態になる理由の一つには、自身の生き方に対して「これでいいのか?」という疑問から起こっていることがあります。 「今までこういう生き方をしてきたが、これで良かったのだろ…

毎日が退屈でつまらなく、面白くないと感じていたら

毎日生きていても面白いこともない、退屈でつまらない、暇でしょうがないと嘆いておられましたら、私に会いにいらしてください。

忙しい日々を後悔しないのであればそれで結構

毎日、忙しい忙しいといって過ごすのも、本人に合っていれば悪くはありません。 ただ、忙しくしていると周りの状況が見えなくなることも確かです。 それで後になって後悔しないのであれば、その生き方でいいと思います。 学生時代に勉強をしてこずに、社会人…

生きること、死ぬことについて話し合う

生きること、死ぬことについて考えていきたい、または話し合いたい時には、私にご連絡ください。

そのDNAである理由も良し悪しもわからない

DNAですべてが決まるわけではありません。 だから、「自分のDNAはこういうふうになっているから」などと悲観しなくてもいい。 そもそもなぜ自分がそのDNAなのかの理由すらわからないのだから、その良し悪しなんてわかるわけもないのです。

人類として失敗を積み重ねて学んできている

私たちはいろいろな失敗をして、それを積み重ねて発達成長しています。 もちろんそれは自分だけでなく、みんな各自がそれぞれの失敗をいろいろと体験しています。 そして私たちはそのみんなの失敗を互いに知って学び、そうやって人類として失敗を積み重ねて…

自分が周りの環境をつくる

「環境が人をつくる」とよく言われますが、環境が悪ければそこにいる自分も悪くなっていきますし、環境が良ければ自分も良くなっていきます。これはわかりやすい。 その一方で、自分も周りの環境をつくります。これはわかりにくい。 たとえば、自分が生きや…

M・ナイト・シャマラン監督、メル・ギブゾン主演 『SIGNS(サイン)』

M・ナイト・シャマラン監督、メル・ギブゾン主演の映画で『SIGNS(サイン)』というのがあります。 宇宙人の侵略を扱ったミステリーで興味深い作品です。 このなかで主人公の幼い娘がコップの水を飲んで、「It's contaminated.」と言う場面がある。 「このお…

ご自身の人生に感動してほしい

他人の「泣ける話」や「素敵な話」に感動するのもいいですが、私は皆さんがもっとご自身の人生に感動してほしい気がします。 もっとご自身のことをたくさん語って、「私の人生ってこんなんだったんだ」というように、ご自身の“奥深さ”や“生きてきた凄さ”に気…

デイヴィッド・リンチ 『ストレイト・ストーリー』

デイヴィッド・リンチの作品に『ストレイト・ストーリー』があります。 長年連絡を取っていなかった兄に会うため、トラクターに乗ってひとり旅に出るアルビン・ストレイト爺さんを描いた映画です。 その旅の中で、サイクリングをしている若者と出会い、その…

自分が生きてきてない面(人生)を生きている人

もしあなたがサラリーマンやOLをずっとやってきたのであれば、それ以外の人生は歩んでいないはずです。 もしあなたが自営業者をずっとやってきたのなら、それ以外の人生は歩んでいないはずです。 そう考えると、自分が生きてこなかった面(人生)があること…

頭が固くなった年齢で人生に悩む

若い時期に「人生とは何か」ということに苦悩するのが昔の時代でした。 現代は若い頃には苦悩しないで過ごし、ずいぶん歳をとってから「人生とは」と悩む人が増えたようにおもいます。 頭が固くなった年齢で人生に悩むのですから、とても厄介な状態になりま…

厄年を悲観的に考えてしまう傾向

「厄年だから嫌なことがたくさんあった」とか、「厄年だから大変な年だった」という発言をよく聞きます。 あるいは「厄年が終わったから、もう安心」などという発言も聞かれます。 大変なことを厄年のせいにして気持ちを楽にするのもいいですが、「厄年は辛…

人生の深い話をしたいときに

人生の深い話をしたいけれども、深い話のできる相手がいないという場合には、私とお話ししましょう。

自分のしてきたことを聞いてもらいたい

どんな人でも、自分がしてきたこと、していることを誰かに聞いてもらいたいものです。 そうして話すと気持ちが落ち着き、安らぎます。

他人の人生にちょっかいを出したり干渉したりする

自分とは関係のない他人の人生にちょっかいを出したり干渉したりするというのは、自分の人生が納得いっていない状態にあるということでしょう。自分のことで楽しんでいたら他人のことなど見向きもしないものです。

生きていること自体が「問い」

人生において悩んでいる場合に、「何が問題か」などと問題を明確にはできないことが多々出てきます。なぜなら生きていること自体が問題、つまり「問い」だからです。

すべての道はどこかに通じる

「すべての道はどこかに通じる」と世の中では言われます。 どの道を進もうとも、つまりどういう生き方を選ぼうとも、どこかに行きつくのでしょうね。その途中、自分が何をしているのかわからなくなる時が出てくるかもしれませんし、別の道に行ってしまうかも…

厄年と呼んでいる時期

人生の節目(ふしめ)節目でたいてい大きな悩みや困難が生じます。これを世の中の人は厄年と呼んでおります。 そして、「厄年なので」不幸なことが起こったとか、「厄年だから」嫌な目に遭ったという言い方をします。 人生の節目には、自分が生きる世界(範…

あの人には興味がないという気持ち

あの人には興味がないと感じることがあると思います。その気持ちは確かに今の気持ちなのだと思います。 しかし、「今のところ」です。 いつの日か、ある時期がきたら興味がわくかもしれません。あるいは助けてくれる人になるかもしれません。 どうなるかはわ…

人はある人の何らかの役割になって生きている

私たちは普段生きているなかで何らかの役割を担っています。しかし、それは簡単に意識できるものではありません。 ある他人にとって自分が何らかの役割になってもいますし、ある集団にとって何らかの役割を自分が果たしてもいます。 そうした役割をおこなっ…

どうしたら「うまく生きられるか」を知りたい

「どうしたらうまく生きられるか」ということを知りたくなる時もでてくるかもしれません。 そうした時にはいろいろと何かを探し求めたりするでしょう。 どこかに出かけたり、何かを読んだり、誰かに会ったりなどしてね。 だけど見るものや聞くもの、出会うも…

昔は不便で物の不足した生活だったという記憶

昔の生活は今と比べて不便で物も不足しており、苦労することや悔しい思いをすることも多かったですから、当時から生きておられる人のなかには大変な生活だったという記憶が何度もよみがえってくる人もいます。 それゆえ今の快適な生活と比べると、ことあるご…

「人生戦略」などという言葉

精神的に若かったり未熟な場合、人生を勝ち負けで判断しがちです。 たとえばそれは、自己啓発レベルの思考における「人生戦略」などといった言葉にも表れています。 わたしたちは何ゆえに生きているのかを深いレベルで感じられるようになると、とても「戦略…