納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

コミュニケーション

感情を言葉で表現するのが苦手

自身の感情を言葉にするのが上手な人もいれば、それがうまくできない人もいます。 うまく表現できない人が感じている「もどかしさ」は計り知れないくらいのものです。

遅れが顕著なのが発達障害

同じ年齢、たとえば10歳同士であれば男の子よりも女の子のほうが、肉体的にも精神的に成熟度が高い。 女の子のほうが早く成熟し、男の子のほうが遅れます。 これはほとんどの人が知っていると思います。 理由は生殖に関わることだろうと思われますが、確かな…

子どもの心を読みとれずに悩んでいる親への支援

子どもの心を読み取れず、コミュニケーションをうまくできないと悩んでおられる親のための支援をおこなっています。

優しいけれども人の立場になるのは苦手

世の中には「優しい人」がたくさんいます。 心が広かったり、親切だったり、尽くしてくれる人がたくさんいます。 だけれども、相手の立場になって相手の思いを考えることが苦手な人は多いです。

対人関係スキルとよく言われるが

社会では「対人関係のスキルを身につけるべき」などということがしきりに言われます。 「スキル」などという用語を使うものにろくなものがないのが常ですが、対人関係のスキルもその一つです。 対人関係のスキルをことさら強調する人たちがどんな人かと見て…

相手に自分をうまく伝えられないストレスと怒り

自身の感情を言葉できちんと表現するのは、自身が考えている以上に難しいものです。 私はいまこういう感情なんだということを相手に伝える時に、言葉にするとその感情の半分もあらわせない、いや、3割くらいしかあらわせなかったりする。 そうなると、言葉に…

感情が熟す前にその言葉だけが表に出ていく

現在、大半の人がインターネットを使って自身の感情を表現しています。 その表現速度も日に日に増していて、即時にインターネット上に感情を書き込み載せています。 言い換えれば、即時に自分の内から外に出す、つまり表(おもて)に出してしまう。 それで問…

心理カウンセリングに来られる人たちの水準の高さ

心理療法や心理カウンセリングに来られる人たちは、世間ではコミュニケーション能力が低い人たちと思われていたりしますが、そんなことはありません。 むしろその逆で、コミュニケーション能力がとても高い人が多いです。 コミュニケーション能力の水準がと…

コミュニケーションをとりすぎて問題が生じる

人とコミュニケーションをとることは大切なことではありますけれども、コミュニケーションをとりすぎることはかえって問題が生じます。 人とのやり取りも程ほどが良いのでして、それが密になりすぎると言い争いやトラブルも生じやすくなります。

マイノリティという言葉の安易な使用

私たち人間は一人ひとり異なっています。 同じ種なので皆同じように扱いがちですが、個人個人それぞれ違う存在です。 だからこそ互いに尊重し合い、認め合い、理解し合っていくことが大切です。 それゆえ「マイノリティ(社会的少数派)」という考えを安易に…

コミュニケーションがうまくできず苦しい時に

人とのコミュニケーションがうまくできずに苦しまれている場合には、ご相談にいらしてください。

コミュニケーションで悩んでいる自分を知る

人とのコミュニケーションがうまくいかなくて悩んでいる場合に、コミュニケーションをうまくする方法や話し方を学ぶのではなく、そのことで悩んでいる自分を知るために相談に来られた方がいい人もいます。

無視をする、ブロックするといった未熟なコミュニケーション方法

対人コミュニケーションが未熟な人にみられるのは、無視をする、(ネット上で)ブロックするといった行為です。 未熟だからこそ、そうした仕方に頼らざるを得ないのはわかりますが、そうした仕方を使い続けていくと必ず問題やトラブルが生じてきます。 人に…

相手を批判・非難せずに聴き受けとめていく難しさ

相手の発言や行為に対して批判・非難することは誰にでもできる楽なことです。 楽なことだからこそ、批判・非難された人は「もうこの人には話しても無駄だから話すのはやめよう」と考えます。 一方で、相手の発言や行為に対して「相手がなぜそれを言うのか」…

「自己顕示欲」や「自己承認欲求」といった言葉を使いたがる

「自己顕示欲」や「自己承認欲求」といった専門的な言葉が一般にも普及すると、問題が生じるのは世の常です。 自慢など自分の良い部分だけをひけらかすことは精神的に未熟なことにもかかわらず、「自己顕示欲や自己承認欲求だから許して」と言って開き直る人…

相手の言っていることにすぐに賛成したり反対する

日常生活では相手の言っていることが正しいと思えたら同意・賛成し、相手の言っていることが間違っていると思えたら否定・反対しますでしょう。 何気なく生きているときには、そんなふうに深く考えずに簡単に判断を下しています。 ところが、本気で自分自身…

自分が属している世界を世の中とみなしている

人は、ある世界にいったん身を置きますと、その世界が世の中であり、みんなが生きている世界だとみなすようになります。 それはたとえば今いる会社もそうですし、なんらかの業界、あるいはインターネットの中にある集団に属していれば、それが自分にとっての…

相手に敬意をもって話を聴くことの難しさ

自分の考えや生き方を教えたがる人というのはたくさんおります。それを逆に言えば、相手に敬意をもって話を聴き、共に考えたり、共に悩むのがいかに難しいかということです。

人に興味をもって会話すれば理想的ですが

人に興味をもてば相手との会話も弾んで相手のことを理解できて、その人との関係も良くなるかもしれません。そうなれば、人と仲良くしたい人にとっては理想的です。ただ、相手によっては興味が起こらない場合もあるでしょうし、そもそも人に対して興味が起こ…

根掘り葉掘り聞かれるのは嫌なもの

自分に興味をもってもらえることは嬉しいものです。 ただ、それが行き過ぎてあんまり根掘り葉掘り聞かれると、今度は逆にちょっと嫌だなという気持ちが出てきます。 そうすると自分を守るような態勢をとるようになって、自分のことをあまり言わないようにな…

相手の話を聞き取れないので笑顔でやりすごす

何らかの事情で相手の言っていることを何度も聞き取れなかったり理解できなかったとき、人によっては何度も相手に聞き返すのは失礼だと感じますから、笑顔でごまかして聞き取れたようなふりをします。 でも実際には相手が何を言ったのか分かっていない。 そ…

コミュニケーション能力を向上させるための講習というもの

研修やセミナーなどで、「コミュニケーション講習」といったものがよくあります。 そうしたものはコミュニケーション能力を向上させるのが目的であり、「こういうことを話したらいい」とか、「こういう話し方や聞き方をしたらいい」、あるいは「こんな態度を…

スマホや携帯電話によるコミュニケーション中毒

「あなたの必需品は?」という質問に対して、現代人のほとんどがスマホや携帯電話を挙げます。 スマホや携帯電話をどこかに忘れたり、壊れて使えなくなったりしただけで、精神的パニックを起こす人すら出てくるようになりました。 スマホや携帯電話が正常に…

ひとこと余計に言ってしまう

「あそこで一言余計なことを言わなければ、言い合いにならずに済んだのに」と後から感じることが結構あるかもしれません。 相手の話を聞いていて、あるいはSNSに書かれたことを見て、言わなくていいことをパッと言ってしまう。 一言多く言ってしまう。 たい…

「わかったから、もういいよ」と言いたくなる

相手からとやかく言われると、「わかった、わかった、もういいよ」などと言ってしまう時があります。 もちろんそれは「あなたの言っていることは聞きたくない」という意味です。 自分が守っている心理防衛線を越えて相手が入ってこようとするならば、自分が…

コミュニケーションをうまくとる方法への興味

多くの人が興味をもっているのは、人とどうコミュニケーションをとるかという方法です。 それは話す内容ですとか、接し方をどうするかということです。 その方法さえわかれば、人とよいコミュニケーションをとれると考えてしまいがちです。 ところが、実際に…

人との会話ではなく「ふれあい」が苦手

人とのコミュニケーション、言い換えれば「会話が苦手」と感じている人はたくさんおられます。 「何を話したらいいか」「どういうように会話を続けたらいいか」と悩んでいたりします。 しかし実際には、会話が苦手なんじゃなくて、人との「ふれあいが苦手」…

意識せずに話をしたり話を聴いてもらえる環境

話す方は何気なく話をして、聞く方はさらりと聞く。 こうした大した意識もせずに話を聴いてもらっていたり、いつの間にか話しているといった環境があることで、私たちは精神の安定を保っていられます。

会話における沈黙

会話は、沈黙があることで会話になります。

コミュニケーション能力が高い低いという話

コミュニケーション能力が低いから人間関係が良くないとか、コミュニケーションが足らないから人との仲が悪くなる、などと言われることがありますが、そんな単純に決めつけられることではありません。 コミュニケーション能力が高くても人間関係の悩みは出て…