納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

アドバイス

テレビに影響されやすい人は話しにいらしてください

テレビで言っていることや、本やインターネットに書かれていることに影響されやすい人は、そういうものを鵜呑みにせずに、私のところに話しにいらしてください。

楽をしすぎると後でそのツケが回ってくる

楽をするのもいいのですが、あまり楽をしすぎると、後でそのツケが回ってきます。 もちろん、だから苦労をしなさいとか、つらいおもいをしなさいと言いたいのではありません。

体験して失敗することで、相手の言ってたことを理解できる

私たちは、正しいことや教訓を人から忠告されても、聞いているようで聞いていません。 「そうですよね」とか「わかりました」と返事をした場合ですら、ただ返事をしているだけで聞き入れていないのです。 だから、失敗してから「どうしてそんな大切なことを…

治療法と治療施設で判断に迷っている時の相談

どんな所で、どういう方法で病気を治したらいいかと判断に迷っておられましたら、私にご相談ください。

役に立つ“よい方法”を知りたい

現代は情報が過剰に溢(あふ)れているので、“よい情報”を手にすれば得をすると思いがちです。 あるいは役に立つと思いがちです。 その“よい情報”というのはつまり“よい方法”のことで、どこかによい方法がないか、と常に情報を注意深く見ている。 多くの人は…

結婚した人からのアドバイスは以前から他人が言ってたこと

結婚はハッピーなものだという幻想を抱いていた人が、結婚して何年か経って相方と大喧嘩したりすると、結婚していない人に対してアドバイスをしたります。 たとえば「結婚はよく考えてからしたほうがいい」とか、「結婚なんてそんな楽しいものじゃない」など…

色々な人の手助けがあって悩みを一人で解決していく

悩みを解決していくのは最終的には一人でやることですが、その過程では色々な人が絡(から)んでくるものです。直接的に助けてくれる人も出てくるでしょうし、間接的に気持ちを支えてくれる人もいるでしょう。 「いや、私には助けてくれる人も理解してくれる…

悩みを言ってもわかってもらえないので言わなくなる

悩みを抱えている人が悩みを話さなかったりするのは、人に言ってもわかってもらえないと感じているからです。 わざわざ身を削って話したところで、またどうせ無駄に終わると思うと話す気が起きないのです。 たとえまた言ったところで、たいてい誰からも同じ…

解決する能力が高くても問題や悩みは起こる

解決策を導く能力が高い人もいれば低い人もいます。 ただ、高い解決能力が良い結果を導くとは限りません。 高い解決能力があると問題を難なく解決できるので、ちょっとした問題であればその場限りですぐに解決できるかもしれません。 しかし根深い問題におい…

助言をもらっても「最後に決めるのは自分だ」という結論

周りにいる人たちが言ってくれる色々な助言をしっかり聞いて実行に移せば、自分の態度や行動、そして人間関係は確実に変わってきます。 周りにいる人たちは本人よりも自分のことをしっかり見ていますから。 しかし、人からの助言はなかなか聞き入れられない…

考えを深める体験を積んでおく

困ったときに相談や質問をして、パッと答えてくれる人がいてくれるのはありがたいですし、時には必要です。 一方で、いつもそのようにして人から答えをもらって、わかったような気になってしまうと、浅いところで解決してしまいますから思考が深まりません。…

将来への不安の相談 -他者から煽られないために-

ほとんどの人は将来について不安を抱くものです。 「この先どうなるんだろう」とか、「このままでいいんだろうか」とか、また「これからどうしていくのがいいんだろうか」といったことで悩みます。 悩むことは大切なことですが、その不安を他者から煽(あお…

自分にとって良いことを教えたくなる

自分にとって良いことは、相手にも良いことだとみなしてしまうところが私たちはあります。 それで「こんなことを知っていた方がいい」とか、「こんなことを実践した方がいい」とか教えたくなる。 しかし、本当に相手にとって良いことは何かを知ろうとしたら…

「過去のせい・誰かのせい」を捨てられないから苦しんでいる

「“過去のせい、誰かのせい”を捨てたときから人生は好転する」などと言われることがありますが、それができないから皆さん困っていたり、苦しんでいたりする。

自分のことに自覚がないとアドバイスをもらっても活かせない

自分のしていることに自覚がないと、いくら良いアドバイスをもらってもそれを活かすことは難しいです。 良いアドバイスを聞いたなと感じても、それによって発言や行動が変わるわけではなく、今まで通りの態度が出てしまうからです。 「私は人からもらったア…

親が口やかましくて嫌という時に

親が口やかましくて嫌に感じている時に、その気持ちを諭(さと)すように、「親が口やかましく言うのは、あなたに幸せになってほしいからだ」と言われる人もいます。 そう言われると、「そうか、そう考えないといけないな」と思う一方で、でも「そりゃ、そう…

「こう考えたらいい」とうたう人生論の本を読みたがる場合に

人生について書かれた書籍などにありがちなのは、「こういうことをやったらいい」とか「こう考えたらいい」などと書かれたものです。 そういうものを読みますと、参考になったりヒントをもらったように感じて、次から私もこれを実践しようなどと考えてしまう…

人から相談される人の陥りやすい状態

人から相談される人の陥(おちい)りやすい状態は、自分のほうが上にいる感覚になって、相手に教えてあげる態度になってしまうことです。 たとえば、相手に対して「こうしたら良い」とか、「こういう見方をしたら良い」などと言いがちになることです。 ある…

心理カウンセリングは「聴いているだけ」と感じたら

心理カウンセリングを受けて1回で行かなくなってしまった人や、2、3回通ってやめてしまった人もたくさんおられると思います。 理由としてはいろいろあると思いますけれど、たとえばカウンセラーが「うんうん」と聞いているだけで価値がないと思った、という…

人に助言する際には工夫をする

悩みを抱えている人に助言する際は、相手のしてきたことを否定するのではなく、相手がつらさや苦労に対しておこなってきたこれまでの対処の仕方を認め、そのうえで助言をするといった工夫をすることが大切です。

アドバイスをして人を変えたくなる

どの世界、どの職業でもその道を極めてくると、人に助言や教えはしなくなるものです。 その道に入りたての時は色々なことを学び、それを知った喜びで、みんなにもこれを教えてあげたいという気持ちになります。 そして、「こうしたらいいんだよ」と言いたく…

助言するよりも傾聴するほうが大変でつらい

相談に来られた人に専門家が「それはこういうことです」とか、「こうした方がいい」と助言するのは簡単で、気が楽です。 自身がもっている知識を披露すればいいのですから。 しかしそれをしないで、相手の話を傾聴するほうが大変でつらい。 ご自身のことに当…

私と一緒に悩み考えてくれる人としての関係

ある人が「人生相談」をしますとね、世間によくある回答というのは、「友達をつくったほうがいい」とか「趣味をもつべき」などといったアドバイスをすることです。 悩みが深い人にとって、こうした薄っぺらい回答はほとんど価値がありません。 何が薄っぺら…